【おいちょ】カエルを食べてしまえ! (著:ブライアン・トレーシー)要約・書評

ビジネス

本のネーミングセンスがすごく光る本!本書を読み進めていくと、その意味が分かって、人生にとって重要な話になります。

「カエル」とは一番大きくて重要なこと

一番重要でやっかいな事からすませなさい!!数多くの「すべきこと」を抱えている世の中。そんななかで「自分にとって重要なこと」をこなすことで、自分の人生は成長を続けて、有意義な人生を送ることができる。

メール(お礼メールとか了解メール)などの多少どうでもいいことをこなして、やっかいなことをずーっと後回しにしてしまうのが、人間。早くこなしてしまえば、後先で楽になるのに・・・。やっかいなことをさっさとこなすと、社内評価も上がるのに。ただ「やりたくない」が勝者になってしまう。いつも私は敗者。そんな後回しを防ぐ方法は至ってシンプル。※私みたいなポンコツ君にも出来ました!

ぜひ、手に取っていただきたい本です!

書籍情報

著者:ブライアン・トレーシー

出版社:三笠書房

出版日:2019年12月23日  

プロのスピーカー、トレーナー、コンサルタントであり、カリフォルニア州に本拠を置くブライアン・トレーシー・インターナショナルの会長。彼自身、自力で道を拓いた億万長者である。高校を中退後、数年間肉体労働者として働いた。20代半ばでセールスマンになり、ビジネス界でその才能を発揮。自分なりのアイデア、方法、テクニックを生かし大開発会社のCOO(最高執行責任者)にまで昇りつめる。30代でアルバータ大学で商業の学士を得、その後アンドリュー・ジャクソン大学で経営管理学の修士を取得した。22の会社と業界で働いた経験をもとに、1981年、全米各地で、講演やセミナーを通して成功の原則を教えるようになった。プロのスピーカーとなって以来、45カ国の400万を超える人々に自らのアイデアを提供してきた。コンサルタントやトレーナーを務めた組織は1000以上になる。

ベストセラー作家として、著書に『契約は最初の訪問で決めなさい』『「夢のリスト」で思いどおりの未来をつくる!』『こうなったら無敵の営業マンになってやる!』(以上、ダイヤモンド社)、『フォーカル・ポイント』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか多数。

※本書  書籍紹介より

こんな人にオススメ

  • 後回しグセがある
  • スケジュールを立てるのが苦手
  • 効率的に仕事をしたい
  • 仕事の業績を上げたい

要約・書評

目標の明確化

人生において(会社において)、自分の目標とは??

目標をはっきり意識することが大切です。

人生において家族が大切なのであれば、子供の運動会の日に仕事を入れるようなことはしませんよね。「仕事だから仕方ないだろ〜」ではなく、家族が大切なのであれば、仕事が入らないようにスケジュールを組むような仕事意識を持つようになります。

会社において、上司としてマネジメントが必要であれば、現場の仕事を率先して対応することではなく、部下に一任し、組織の方向性を定めることに注力するでしょう。

目標は忙しくなると薄れてしまいます。しまいには、消えてなくなります。常に心にセーブしといていつでもダウンロードできるようにしましょう。

1日の計画をたてる

とても重要です。まず、仕事を開始したら「今日やるべきこと」をリストアップしましょう!そこで重要なのは、「カエル(やっかいなことかつ重要なこと)」を見つけ出しましょう。そして、さっさと取り掛かりましょう。午前中こなしてしまうえば、午後は「カエル」のことを考えずに伸び伸びとできますね。

「80対20の法則」をすべてに当てはめる

「80対20の法則」はイタリアの経済学者ヴィルフレード・パレートが提唱した法則。『全体の8割の富が残りの2割のよってもたらされる」。会社の社員も同様で『会社の売上の8割は2割の社員に依存する』

本書で重要なことは、自分がやるべきことのなかで重要な2割を見極めて、早急に対応することです。1日の計画を立てる上でも、こちらも意識しましょう。

重要ではないことは後回しにする

物事をあまり何も考えずに着手するひとは、常に目の前の事柄になんでも手を出します。とりあえず、やるべきことからこなそうと…。そうなると重要ではないことに割く時間も多くなります。それだけで、仕事もプライベートもタメにならない時間を費やすようになります。重要ではないことはやらないか、後回しにしましょう。(家族が大切!と言っているのに、会社の不要な飲み会に参加するとか…。)

まとめ(感想)

自分の人生を有意義に過ごすために、目標を明確にする。そして、長期・短期ともに計画を練り、重要なこと(やっかいなことも)に時間を費やすことを徹底する。そして、迷わず行動すること。方法は至ってシンプル。誰でもできる方法です!あとは「やろうとする心」。

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