【おいちょ】後悔しないコツ 心がいつも前を向く95のことば(著:植西 聰) 要約・書評

自己啓発

後悔することは決して悪いことではありません。過去の過ちを反省して次に活かすことが大切です。しかし、後悔しすぎは、心をネガティブにしずっと引きずってしまうことになります。最悪のケースは「トラウマ」になってしまうことは避けたいところです。

「開き直る」とは、「心を開き、心を直す」ということ。

後悔を肯定的に捉えるように心がけることが大切です。

後悔しないコツを学んでいきましょう!


著者の植西さんは数多くの本を出版しております。私は特に「コツ」シリーズが大好きで全ての「コツ」を読みました!植西さんの本は、特に仕事で悩んだときに読むことが多いです。自己肯定感を爆上げしてくれて元気にしてくれる本がたくさんあります。

「コツ」シリーズは自己メンタル・対人関係など幅広く書かれております。自分が気になる「コツ」を読むだけでも問題ないので、自分の悩みにあった本を選べるのも特徴です!

書籍情報

著書:植西 聰

出版社:自由国民社

出版日:2019年3月29日

東京都出身。著述家。学習院大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事。独自の「成心学」理論を確立し、人々を明るく元 気づける著述を開始。1995年(平成7年)、「産業カウンセラー」 (労働大臣認定資格)を取得。り

※本書 書籍紹介より

こんな人にオススメ

  • 後悔を吹っ切りたい
  • ネガティブ思考
  • 情熱を注げることが無い
  • 仕事で失敗した
  • 失恋した
  • ジェームズ・ディーンが好き

要約・書評

後悔は疲労感をもたらす

後悔はネガティブ思考の1つ。失敗に関してあ〜だこ〜だ考えても、過去のことなので変えられません。失敗したら、その失敗を次に活かそうと、ポジティブに考えていきましょう!失敗も考え方次第で良い経験に変わります。

  • 「パートナーと別れてしまった。なんで別れたんだろう。自分のなにが悪かったのだろう」

  • 「別れを経験して、自分が改めなければいけない部分が分かった!次の素敵なパートナーを見つけるために、新しい恋を見つけよう!」

  • 「なんで自分はこんな転職が多いんだろう」

  • 「いろいろな会社でいろいろなビジネススキルを身につけた!

「やらない後悔」より「やった後悔」がいい

恋愛あるある。「あのとき好きと言っておけば…」

これこそ「やらない後悔」より「やった後悔」がいい例です。

行動しない限り結果は出ません。待ちの姿勢だと自分の望む人生は手に入れられません。付き合える可能性が少しでもあるなら、「好き」と伝えましょう!万が一、好きな人に振られても次へ切り替えるステップになりますし、自分の想いを素直に伝えられたと強い自分になれるのです。

後悔したくなければ、先延ばしグセをなおす

先延ばしは仕事でもトラブルになるかもしれません。最悪の事態は、締切に間に合わないこと。今日済ませられることは、今日には完了してスッキリしましょう!

『あしたやろうは、ばかやろう』です!

いい人すぎると後悔は多くなる。

イエスマンは、時として自分を苦しめます。上司も「こいつに頼んどけば、嫌な顔1つしない」と頼みやすい人に頼むことは多くあります。自分の大切な仕事があるのに、「上司のために」と上司の仕事を優先でこなします。そのため、自分にとって大切な仕事を一旦放棄することになります。その結果、クライアントの案件が重要にも関わらず、納期を過ぎてしまったり。

無理してまで「いい人」になる必要はありません。ときには、断る勇気も持ちましょう。

長期的な夢を持ちながら、「今日が最後の日」と思って生きる

本書では、1950年代のアメリカの俳優として有名なジェームズ・ディーンについて触れています。

つい先日、山形県でジェームズ・ディーンが主演の『エデンの東』を観てきました。

【映画鑑賞】in MOVIE ON やまがた

1917年のアメリカ・カリフォルニア北部の町を舞台に、孤独な青年の苦悩を描いた映画です。いやぁぁ、めちゃめちゃイケメンでした。ジェームズ・ディーンは、わずか24歳で自動車事故によってこの世を去りました。わずか、半年のデビューでこの世を去ってしまった伝説的俳優です。

彼は人生についてこのように語っていました。

「永遠に生きるが如く夢を見る。一方で、今日死んでしまうが如く生きる」

※本書より

長期的な目標を持ちながら、今この瞬間を一生懸命生きることが大切です。いつ自分が死ぬか分かりません。1日1日、情熱的に生きようと感じます。

きっと、全力を尽くして生きている人は、後悔することも少ないと思います。自分のなかで「一生懸命頑張ったのだから、この失敗に悔いは無い!」と思えるのです。そんな境地になりたいと思えます。

まとめ(感想)

後悔は疲労感をもたらします。後悔はほどほどにしてポジティブ思考になりましょう。「やらない後悔」より「やった後悔」を意識しましょう!全力を持って生きることで、後悔も少なくなります。長期的な目標を持ちつつ、今この瞬間を一生懸命生きるようにしましょう!

目次

第1章 何事も「楽天的」に良い面を見ていく
第2章 「その時点では最善だった」と考えてみる
第3章 「やらない後悔」より「やった後悔」がいい
第4章 自分らしく生きる人は、後悔しない
第5章 上手に開き直れる人は、後悔しない
第6章 「今」という時間を大切にして生きていく
第7章 嫌な出来事にも、「ありがたい」と感謝する
第8章 やるべきことに全力を尽くす
第9章 人は何度でも、人生をやり直せる

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