「すぐやる人」のビジネス手帳術(著:伊庭 正康)【要約・書評】

ビジネス

手帳を制する者は人生を制する

※本書 P12より

時間のマネジメントができるようになれば、他人からの評価も上がる。

そして、ハイパフォーマンスで仕事をこなせるようになる。

本書は手帳を使って、残業なしで成果を上げる方法を学べる。

手帳を持っている人は多い。

でも…

「何を書いたらいいかわからない」

「すぐ書くのをやめてしまう」

そんなことも多い。

でも、この本で解決できる。

ビジネスエリートになる手帳術を学んでいこう。

書籍情報

著書名:「すぐやる人」のビジネス手帳術

著者:伊庭 正康

出版社:ナツメ社

出版日:2022/11/15

目次

第1部 手帳を使えば人生が変わる!
第2部 仕事を「楽」にする手帳の使い方
 準備 まずは手帳を準備しよう
 初歩 日々の業務をスッキリこなす
 実践 三手先が読める人になる
 応用 職場でスゴイ!と言われる
第3部 よくある疑問をすべて解決

著者紹介(伊庭 正康

株式会社らしさラボ代表取締役。1991 年リクルートグループ入社。リクルートフロムエー、リクルートにて法人営業職として従事。プレイヤー部門とマネージャー部門の両部門で年間全国トップ表彰4 回を受賞。累計40 回以上の社内表彰を受け、営業部長、( 株) フロムエーキャリアの代表取締役を歴任。
2011 年、研修会社( 株) らしさラボを設立。リーディングカンパニーを中心に年間200回を超えるセッション(営業研修、営業リーダー研修、コーチング、講演)を行っている。実践的なプログラムが好評で、リピート率は9 割を超え、その活動は『日本経済新聞』『日経ビジネス』『The21』など多数のメディアで紹介されている。Web ラーニング「Udemy」でも営業スキル、リーダーシップなどの講座を提供し、ベストセラーコンテンツとなっている。
『仕事の速い人が絶対やらない段取りの仕方』『目標達成するリーダーが絶対やらないチームの動かし方』(以上、日本実業出版社)、『できるリーダーは、「これ」しかやらない』『できる営業は、「これ」しかやらない』(以上、PHP研究所)、『仕事が速い人の手帳・メモのキホン』(すばる舎)など、著書多数。

※本書 著者紹介より

ホームページ株式会社らしさラボ 

株式会社らしさラボ公式|営業力向上、ソーシャルスタイル研修、コーピング研修

【You Tube】研修トレーナー 伊庭正康のビジネスメソッド

研修トレーナー伊庭正康のスキルアップチャンネル
【このチャンネルのテーマ】 「相談したいけど、相談するほどでもない」、そんなちょっとした「仕事の悩み」を解決できるビジネスメソッドを紹介しています。 業績の悩み、効率の悩み、マネジメントの悩み、コミュニケーションの悩み、モチベーションの悩み、ストレスケア、のヒントを10分程度の動画で解説しています。 【伊庭正康(い...

要約・書評

目的を書く

POINT:ハイパフォーマンスになる

会議がだらだらと、結論がでないことがある。

それは目的意識の足りなさである。

「会議で結論がでればいいや。」

と、他力本願で何も準備しないことが多い。

手帳に会議の目的を書くこと。

そして、結果を書く。

それだけで格段に変わってくる。

営業も同じ。

「今日の取引先と話す内容はこれだ」・「この内容でクローズしよう」と。

残業なしで帰る手帳術

①退社時間を先に書く

POINT:ゴールを書く

前述の「目的を書く」と一緒だ。

残業する人の共通はゴールを決めていない。

人生は有限だ。

だらだら残業せずに、プライベートを充実させよう。

※自分にも言い聞かせる(笑)

そこから逆算して今日のスケジューリングをしていく。

②バッファを予定に入れる

POINT:スケジュールに余白を。

バッファ=スキマ時間

何も予定を入れない時間をつくること。

だいたい2〜3時間。

仕事は急な依頼・トラブルがつきもの。

スケジュールをみっちり入れすぎると、急な依頼・トラブルに対応できなくなる。

スケジュールに余白をいれることが必要だ。

③5分以内はTO DOリストに入れない

POINT:すぐ終わるならすぐやる

TO DOリストにたくさん書く人がいる。

私だ。

朝見たときに、「今日はこんなにやらなきゃいけないのか〜」とストレスになる。

だから、あまりむやみにTO DOリストを増やさないほうが良い。

できる人は、すぐ終わる仕事はその場で終わらせる。

「後で」にしてしまうと、また記憶から抜き出して考えなきゃいけないから時間がかかる。

将来の自己投資も忘れず

POINT:緊急ではない重要なこと

自己投資の時間は仕事もプライベートもかなり必要な投資だ。

仕事に関しては今の仕事の改善点を探し出す自分の振り返り。

プライベートに関しては将来のための勉強。

先に予定にいれてしまおう。

「絶対その時間は自己投資の時間だ」と言い聞かせて、実行だ。

まとめ(感想)

「漠然とした希望」が「計画」となります。

※本書 P14より

「自分が本当にやりたいこと」

「自分が今悩んでいること」

紙に書き出し、視覚化すること。

それによって、今までふわふわしていた頭の中が、はっきりと描かれるようになる。

そのために、手帳を使いこなし、「計画」を実現へ移すサポートをしてくれる。

ささいなことでも書き出す。

そんな生活をすることで、人生を制するようになっていく。

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