【おいちょ】対人力のコツ 人間関係が楽になる94の知恵(著:植西 聰) 要約・書評

自己啓発

幸せに生きている人、自分らしく生きている人、仕事でバリバリ活躍している人は、共通して、人付き合いが上手いのです。

人付き合いの上手い人が、対人関係で心がけているのは、相手の話を聞くことにしっかりと集中できるかです。聞く姿勢が大切です。

話を遮らず、相手を理解しようと徹すること。その結果、相手から信頼される人になり、人付き合いが良くなるのです。

著者の植西さんは数多くの本を出版しております。私は特に「コツ」シリーズが大好きで全ての「コツ」を読みました!植西さんの本は、特に仕事で悩んだときに読むことが多いです。自己肯定感を爆上げしてくれて元気にしてくれる本がたくさんあります。

「コツ」シリーズは自己メンタル・対人関係など幅広く書かれております。自分が気になる「コツ」を読むだけでも問題ないので、自分の悩みにあった本を選べるのも特徴です!

書籍情報

著書:植西 聰

出版社:自由国民社

出版日:2016年4月27日

東京都出身。著述家。学習院大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事。独自の「成心学」理論を確立し、人々を明るく元 気づける著述を開始。1995年(平成7年)、「産業カウンセラー」 (労働大臣認定資格)を取得。

※本書 書籍紹介より

こんな人にオススメ

  • また会いたいと思われる人になりたい
  • 人付き合いが苦手
  • ついついしゃべりすぎてしまう
  • 人の悪いところに目が行きがち
  • 苦手な人とうまく付き合いたい

要約・書評

相手の話を聞く力

相手が気持ちよく話しているときに、話したいことが浮かんだからって、遮って話していないか確認しましょう。相手はしっかり話す内容を組み立てて話しているにも関わらず、横槍いれてしまうと、相手は悲しみます。もしかしたら最後にオチを考えていたかも知れません。※ちなみに私はなるべく笑えるオチを考えております(笑)

聞く力のコツは本当にシンプルです。

「相手の話を遮らず終わるまで待つ」

また、万が一、自分に興味がない話だったとしても、「つまんな」と顔に出さないように注意してください。自然と顔に出て気が付かないこともありますし、相手はあなたの顔の表情をよく見てます。ニコッとスマイルで!

相手にお願い事を言うときのコツ

相手が「みずから動きたい」という気持ちにさせる言い方を工夫することです。上司が部下に何かをお願いするときに、漠然と「これお願いね」はアウトです。その人にお願いする理由をいい感じに伝えなければなりません。

簡潔に言うと「あなただからお願いするんです」のようなニュアンス。

「プレゼン資料のレイアウトが素晴らしいので、〇〇さんに資料作成をお願いしたい」

そうなると、「私にしか出来ない仕事!〇〇部長に頼られている!」と思って、みずから動くようになるのです。

苦手な相手は「いいところ」に目を向ける

誰にでも苦手な人間はいるかと思います。苦手な人と一緒にいるときは苦痛ですよね。でも付き合っていかなければいけないこともあるかと思います。

そんなときは相手の「いいところ」を見つけましょう!

いつも声がでかくてうるさい人。でも誰かが真面目な話をし始めたら、静かに聞いてくれる。相手の「いいところ」ですね。また、声がでかくてうるさいのも立派な個性です。周りを明るくしてくれる素敵な人ですね。

人は第一印象が9割と言われます。ただ、第1印象だけで人を決めつけて「この人は苦手」とレッテルを貼らずに、心を開いてあげましょう。ちなみに、自分が心を閉ざした状況でいると、相手も感づいて心を閉ざす可能性があります。

まとめ(感想)

対人力の基本は「聞く姿勢」。自ら相手に心を開いて話に興味を持ってあげましょう。自ずと相手も心を開いてくれて、あなたに好感をいだきます。恋愛もそうです。自分のアピールばかりしていないで、相手の話を聞くことに集中しましょう。

「話を遮らず黙って聞く」

シンプルですが、かなり重要です。

「また会いたい」と思われる人へ。

目次

第1章 人の話を聞いてから、自分の思いを伝える
第2章 言いづらいことを上手に伝えていく
第3章 気配り・気遣いが上手い人になる
第4章 対人関係で、打たれ強くなる
第5章 強いリーダーではなく、良いリーダーになる
第6章 苦手な相手とも上手くつきあう
第7章 怒らないで済む方法を考える
第8章 人との縁を大切にしていく
第9章 みんなで幸せになっていく

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