「彼の私に対する態度が悪いんだけど、離れられない」
「私はこんなに尽くしているのに、なんで彼は、なにもしてくれない」
「私の恋はうまくいかない」
それって、もしかしたら執着かも。
執着になるとこんなデメリットがあります。
- 心に余裕が無くなる
- 視野が狭くなる
- 心の声が聞こえない。
全体的に言うと、付き合ってからメンタルが悪化したりします。
自信もなくなり、自己肯定感も爆下がり。
恋愛が嫌いになってしまうかもしれません。
知らない間にパートナー依存。
彼の沼にハマったのは、彼が悪いのではなくて、自ら沼にハマったのかもしれません。
本書【いい女は、“去る者”を追わない その恋、ただの執着です】は、自分に自信が持てるようになるし、恋愛への考え方が変わる本。
モテ女になるための一歩です。
そして、一つ一つが心に刺さる本。
女性向けの本だけど、男性にも読んでほしい本。
見知らぬミシルさんは恋愛中心にTwitterでの発信・ラジオの公式パーソナリティをしている方。
見知らぬミシルさんの著書【成長した女は、その男を選ばない“クズ男“見極め教本(著:見知らぬミシル)】も心に響く内容でした。
さぁ、要約していくや〜。
書籍情報
書籍名:いい女は、“去る者”を追わない その恋、ただの執着です
著者名:見知らぬミシル
出版社:大和出版
出版日:2023/2/16
著者 紹介
男性。Twitterで恋愛についてつぶやいていたところ、「フォローすれば自己肯定感が上がる」と話題となり、人気急上昇。現在、フォロワーは約14万人以上にものぼる。Twitterでの発信のほか、stand.fmのラジオ公式パーソナリティとしても活躍。また、カウンセラーとして、電話にて恋愛・人生の相談をおこなっている。特に、「本命になれないとわかっているけどずっと片思いをやめられない」「彼がそばにいないと不安で寂しくなってしまう」「別れたいと思っているのに別れられない」といった相談内容は多く、そのアドバイスが「自分を見つめ直す勇気をもらえました!」「心の底から納得できました!」と反響を呼び、これまでの相談件数は1400人以上となる。本書は、上記のような「恋愛の執着」について、渾身の思いで書いた。著書に『“クズ男”見極め教本』(小社)がある。
※amazon 著者紹介より
目次
第1章 依存、現実逃避、被害者意識……もしかしたら、執着かもしれません
第2章 普通に恋したいのになぜか執着になってしまう女性の特徴
第3章 要注意! あなたの執着を加速させる男性のポイント
第4章 執着を手放す女は、相手との関係を上手に育てていける
見知らぬミシルのTwitter https://twitter.com/misiru
話相談窓口: https://misiru.shop
要約・書評
離れたくないは我欲
彼がモラハラやパワハラ気味でも、「私がなんとかする!きっと変わってくれる!」と思う人もいる。
その離れたくないはただの執着。
勝手な思い込みかもしれません。
離れたくないは、これまで彼にお金と時間を費やしてきたからこそ、ゴールインしたいと思ってしまう。
もしかしたら、それは不毛な時間になります。
時間は有限。歳を取るごとに恋愛の機会も減っていきます。
自分の心に、本当にその彼と幸せになれるかどうか問いましょう。
暇は執着につながる
暇だと妄想は膨らみます。
「彼は今なにしてるんだろう」。最悪の考えで「浮気してるんぢゃないか!?」などと有ること無いことを考えてしまいます。
そうなると、視野が狭くなり、彼を束縛しようとします。
そして、その結果、彼が逃げてしまいます。
ちなみに失恋したときもそうです。何か没頭するものがあれば、気持ちをすり替えることができる。
相手を変えようとしない
そもそも相手を変えようとしている時点で、その人自身が好きなのではなく、「自分の都合通りに変わった相手」が好きなので、健全な「好き」とはいえません。
※P56
いくら夫婦でも、すべて同じ考えになることはない。
むしろ、違うからお互いの凸凹を埋められる。
自分の思い通りにいかないからって、相手を変えようとしてはいけない。
むしろ、恋愛は曖昧だから楽しいと思う。
相手がどう考えているか想い馳せるから。
寂しさで恋愛を埋めようとしない
寂しさを男性で埋めようとすると、短期的な恋愛になる可能性がある。
ちなみに、男性は寂しがっている女性がいれば、夜の目的に利用することもあります。
心に余裕のないときに恋愛することは失敗の種になることを理解しましょう。
でも、寂しさも考え方次第ではプラスに働きます。
寂しさに負けると執着。
寂しさを楽しむと人生成熟。
寂しさも、ときには人を成長させてくれます。
主体的であること
ここが一番重要。
執着してしまう理由は、「この人しかいない」と思ってしまうことや相手を変えようとすること、好きなら「好き」と言ってくれるはずなど、他力本願的なことがある。
反対に、精神状態がよく自立している女性はそうはなりにくい。
自己肯定感が高いからこそ、自分自身に満足し、男性から満たされることに依存しない。
【愛されたいより愛することを】
心の底から愛して、拒絶されたら怖い。
でも、愛情表現している自分は素直で良いじゃないですか。
【大切にされたいより大切にすることを】
「大切にしてくれない男とは別れたほうがいい」。
それでは、自分自身はどうなのでしょう…。
彼を本気で大切にした記憶を思い返しましょう。
まとめ(感想)
執着は彼への依存から始まる。
執着し続けると、恋愛をすることでメンタルが悪化したりします。
結果、恋愛に苦手になっていきます。
主体的でいること。
恋愛感情より、自分の精神状態を良くし、自己肯定感を上げる。
そうなれば、クズ男に引っかからないモテ女になれます。
それこそ、素敵な男性が現れるでしょう。
女性向けの本だったが、男性もぜひ読んでいてほしいと思える本でした。
女性の恋愛観が勉強できました。
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