知的な聴き方(著:外山滋比古)【要約・書評】

自己啓発

メモ魔・読書好きは絶対読んだほうが良い本!

メモ魔・読書好きは『読み書き』を意識し過ぎていて、

聴くという行動を重要視しなくなってきている

『知的な聴き方』を読んで、読んでいるだけではダメなんだと思った。

本ばっかりとコミュニケーションをとっている習慣を断ち切らないといけない!

著者の外山滋比古さんは2020年に96歳で逝去しました。

それまで「思考の整理学」など数多くの書籍を出版されました。

そんななかで聴き方を中心に書いてある本。

さぁ、要約していく!

書籍情報

著書名:知的な聴き方

著者:外山 滋比古

出版社:だいわ文庫

出版日:2018/8/10

著者紹介

1923(大正12)年愛知県生れ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学英文学科卒業後、同大学特別研修生修了。’51(昭和 26)年より、雑誌「英語青年」(現・web英語青年)編集長となる。その後、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授を務め、’89(平成元)年、同大名誉教授。専門の英文学に始まり、思考、日本語論の分野で活躍を続ける。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 日本語の作法 (ISBN-13: 978-4101328317)』が刊行された当時に掲載されていたものです) ※Amazon 著者紹介より

目次

第一章 「聴く」が聡明のはじまり
第二章 思考を深める「聴く話す」
第三章 「読む書く」重視の落とし穴
第四章 日本語の問題
第五章 知的な「聴く話す」

要約・書評

読み書き中心の人生

日本の学校では『ノートをちゃんと取りなさい!』と先生からよく言われる。

学生は、先生の話を下を向きながら聞いている。

ノートをとることに集中して。

結果、書くのに気を取られてしまう、先生の話を聞いていない。

そうなると、聴覚より視覚を重視する生活になる。

著者の外山さんは警告を鳴らしていた。

高学歴こそ耳を軽視している。

文字しか信用しない社会になっている。と。

それの影響か、現代社会のコミュニケーションツールはLINE・メールが多くなる。

仕事もメール重視で毎日、何十通も送る毎日。

まだ書くことも覚えていない子供のほうが人間的かもしれない。

もっと、会話を重視して、相手と向き合うことを。

読書もそうかもしれない。

読書は「読む作業」。

読書をしていると知識は増える。

でも、それを自分なりに紐解いて解釈し、自分の言葉にすることが大切なのに。

読んで満足になってしまっている。

もっと、世の言葉に耳を傾けなければいけない。

『聴いて』『話す』ということ。

本も授業も見る・聴くのインプットからアウトプットしないと意味がない。

アウトプットとして話すことで記憶に定着する。

しかも、自分の言葉で言い換えないといけないから、内容がまとまる。

人と交わること

人と交わり、会って、話す。 用件がなくても、会っておしゃべりを楽しむ。

それが、人間的成長に結びつくのが、成熟した社会である。

※本書 P260

人と交わり、相手の話に集中して聴く。

そして、話す。

当たり前だけど、人と交わって楽しむことは大切なこと。

支えがあって、楽しい人生を歩める。

もっと、直接会って話すことを心がけたいと思う。

まとめ(感想)

読書への考え方がガラッと変わった。

読書をして知識を蓄えるだけの人生をやめなきゃ!と。

どれだけ、本を読む(見ること)に集中してきたか。

もっともっと聴覚をフル活用していこう。

もっともっと色んな人とコミュニケーションを。

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