『Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』(著:トッド・ローズ、オギ・オーガス)今からでも遅くない!充足感を得て、自分の好きなことをして生きよう。【要約・書評】

Dark horse 要約・書評

久しぶりにすごく感銘を受ける本に出会いました。

Amazonの産業史の売れ筋ランキング No1になったベストセラーです。

好きなことだけで成功することができるのか気になって買った一冊です。

将来どんな業界が発展し、衰退していくか分からないこの時代。

自分の生き方にもっと向き合わなければいけない時代になりました。

みなさんも、好きなことをしてお金を生み出せるようになったらステキな人生になりますよね?

そうなりたいと手に取った本です。

そして『Dark Horse(ダークホース)』という言葉に惹かれた一冊。

いったい、ダークホースとは何なのか?

一般的なダークホースの言葉の内容は、

 競馬で、予想外の活躍をして番狂わせを演じるかもしれない馬。穴馬。

 実力は未知だが、有力と思われる競争相手。

コトバンク https://kotobank.jp/word/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%B9-556093

本書のダークホースとは? 好きなことをして成功する方法は?

この本は、実話をもとに書いてあり、説得性のある本。

※海外の本を読むと、実話の成功事例が出て、モチベーションにつながることも多い。

日本が保守的なことが、本から目に見えてわかってしまう…

自分の行動力が未熟なことが恥ずかしい。

書籍情報

著者:トッド・ローズ、オギ・オーガス

出版社:三笠書房

出版日:2021年9月5日

著者らは、ハーバードの教育大学院でダークホース・プロジェクトを立ち上げ、誰でも成功を得られることを導き出しました。

こんな人にオススメ

  • 好きなことを思いっきり楽しみたい
  • 仕事で成長したい
  • 転職したい
  • 成功を手にしたい

要約

本書のDark Horse(ダークホース)とは

型破りな成功をした人

本書では、何百人ものダークホース達にインタビューを行ない、 ダークホースの思考法を導き出しました。

「本来の自分であること(=充足感)」を追い求めていたらいつの間にか成功していたということ。

私は、成功したから充足感を得られると思っていたのに、まさかの逆でした。

本書ではこのように書かれております。

「何かに成功すること」で充足感を得たのではなく、 「自分自身にとってかけがえのないことに熱心に取り組むこと」で充足感を得たのだ。

著者が目を向けたのは、ダークホース達の個性です。

成功することだけ考えると、「しなければならないこと」「妥協しないと成功できない」と思うことも多々あります。

ダークホースたちは、そんな考え以上に、自分のやりたいことを重視し、まず充足感を得ることを実践しているみたいですね。

忘れないようにもう一度。

<div style=”border: 5px solid #F90; padding: 10px; border-radius: 10px; background: #FFDBA6;”>【充足感を得る⇒成功を手にする】</div>

それでは、ダークホースのように成功を手にする方法はどのような法則があるのか見ていきましょう。

ダークホースの成功方法

1.自分の中の「小さなモチベーション」を見つける

誰もが実感しているように、モチベーションはその日の気分の良し悪しを決めてしまいます。

仕事は目標が方向性が定まれば、やりがいを感じてモチベーションが上がる。

休日の過ごし方もいつもより早起きができたことで、達成感が生まれてその日が活発になる。

それぐらいモチベーションで左右される中で、ダークホース達はというと…

「なんか違う…」そんな違和感を大切にしてます。

そして心から好きと言えるものを大切にすることを心がけております。

日々を大切に生きているからこそ、違和感に気づき、好きを突き詰めることができるのです。

みなさんも、長年勤めている会社でも「あれ?なんかこの仕事違う気がする」と気づくこともあるかもしれません。

気づかない人は、本当に好きなお仕事なのでしょう。

もしくは、自分を見つめ直したり、違和感に気がつけてないからかもしれません。

日々の違和感に気づきましょう。

何も大きいことで無くても、小さな気づきと小さなモチベーションが、今後の人生を左右する可能性があるのです。

そして、自分が本当にやりたいことができる転職先に出会いましょう。

転職に勇気が出ないようであれば、日々の仕事で『好きかも』という違和感を見つけましょう。

例:『クライアントが話しているとき、相手が自然と笑顔になっている。自分って人の話を聞くのが上手なのかも。聞くことが自然と好きになっているのかも』という感じで。

2.一般的なリスクは無視して、自分に合った道を選ぶ

敷かれたレールは、よっぽどではない限り安定的な生活を送れます。

レールという安全が保障されていると思っているから。

ただ、本来のやりたい自分を押し殺すことにもなる。

ダークホース的な考えでは、「フィット」しているかどうかを重視します。

リスクについてはあまり考えず、好きなことをやっていて、自然とプロになっていく。

※もちろん、勢いだけで好きなことで生計を立てていくことは無理です。多少の計画は立てましょう。

チャンスは「待つ」ではなく、「歩き回って見つける」!

行動を起こして、「偶然の出来事」をチャンスに変えることができる。

それが、ダークホースの思考法。

3.自分の強みを自覚したうえで、独自の戦略を考え出す

やりたいことが見つかった後は、計画は重要でしょう。

前述したようにリスクを無視して情熱だけで突っ走ると、失敗する可能性は十分にあり得ます。

今一度、自分の「好き」×「強み」として戦略を練られるかどうか考えましょう。

4.「目的地」のことは忘れて、充足感を今抱いているか自問する

本書では、一番に充足感を大切にしております。

とにかく今に集中すること。

そして心から楽しむこと。

その結果、自然と成功できている状況になってしまう。

今を大切に生きて充足感を得る。

シンプルな言葉ですけど、大切ですね。

まとめ

今からでも遅くない!

自分本位な新しい人生を築きましょう。

日々の生活で、小さな違和感に気づき、充足感を得る。

そして、好きを追求して理想の仕事を求める。

あとは、時折見つめ直して、人生を楽しむだけ。

その結果、輝かしい人生を歩める可能性が広がる。

ダークホース的な成功方法でした。

おしまい。

目次

Introduction そんな古い「成功法則」をまだ信じているのか

Chapter1 自分を縛る「見えないルール」に気づくこと

Chapter2 「自分が好きなこと」を掘り起こせ

Chapter3 「自分に合った道」を選択する

Chapter4 独自の「戦略」を考え出す

Chapter5 人生の目的地に到達するには、 目的地を探してはいけない

Chapter6 誰でも、何歳からでも「才能」は開花する!

Chapter7 世界は確実に変わってきている!

Conclusion 「個人の幸せ」を追求すれば、周りも幸せにできる

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