『1行で伝える力』(著:田口 まこ)「絞る」⇒「広げる」 ⇒「選ぶ」⇒「磨く」。【要約・書評】

要約・書評

本書は1000円以内で買えて、比較的、シンプルにマネできる内容でした。

あまり本にお金を書けない人でも、手に取りやすいぐらい、コスパの良い本。

書籍情報

著者:田口 まこ

出版社:三笠書房

出版日:2022年3月5日

田口さんは、30年以上コピーライターとして活動してきた実績をもとに、この本を出版しました。

コピーライターとして活動してきた分、本の内容も非常に読みやすいです。

むしろ、本の一文一文が勉強になる本でした!

こんな人にオススメ

  • ブログやSNSなど情報発信している人
  • 伝えたいことがまとめられない人
  • 伝えたいことが思い浮かんでも言葉にできない

要約

※ここでは感想も入れつつ記載します。

インターネットの世界が急速したことで、一つのことを調べれば、情報が多すぎるくらい出てきます。

そんななか、長たらしく書かれている文章は読み飛ばされる可能性があります。

こんな時代だからこそ、人々から選ばれる文章『伝わる1行』を重要視しなければなりません。

いやいや!1行で相手の伝わるの!?

伝わるのです!

しっかり伝えたいことを的確に表現する。

むしろ、1行だからこそ、読み手は次の展開が気になるのです。

田口さんは伝えたいことをギュッと凝縮する「4つのステップ」でこう記してます。

・ステップ1「絞る」:誰に伝えたいのかを具体化し、ターゲットを絞る

・ステップ2「広げる」 :伝えたいことを、思いつくかぎり書き出す

・ステップ3「選ぶ」: 書き出した言葉のなかから、本当に伝えたいことを1つ選ぶ

・ステップ4「磨く」 : 選んだ言葉をブラッシュアップし、1行を完成させる

自分にとって、伝えたいターゲットは誰なのか?

性別は? 年齢は? 職業は? 悩みは?

ターゲットを把握したら、まずは思いつく限り、伝えたいことをとことん書く。

そして良さそうな言葉を選ぶ。

さらに、その言葉に磨きをかける。

磨き方はぜひ、本書を読んで見ていただければと思います。

※「助詞抜き」「繰り返し」「シズル言葉」などなど。

非常にシンプルですので、誰でもできる内容になっております。

【田口さんの1行の例】

料理に関して 「市販のタレちょいたしで、晩ごはん革命」

まとめ

情報社会のなかで、長文は読まれなくなる。

無駄な文章を省き、1行で表現できるようになると、『さらに読みたい!』と思われる文章になる。

いかに1行でも内容は伝わるんだ!と思える本でした。

【余談】

長年「女心」について研究してきた田口さん。

男性必見!

男性には謎過ぎる女性の生態系。

女心をより理解できる入門編も記されています。

モテ男を目指すなら、合わせて読みたい内容です。

おしまい!

本書の目次

序章 残念ながら、2行以上の情報は 読んでもらえません!

第1章 伝えたいことをギュッと凝縮する 「4つのステップ」

第2章 1行を磨き、輝かせる 「7つのテクニック」

第3章 最短・最速でハートに届く 「シズル言葉」で心をつかむ第3章

特別付録  女心入門 女性に届く1行のコツ

田口 まこさんの他の著書

●短いは正義 「60字1メッセージ」で結果が出る文章術

●伝えるのは1行

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