自分の日々の行動は、相手に影響を与えてます。
自分の行動は自然に出ているので、自覚がないことも多く、
「自分が思っている自分」と「相手が思っている自分」は違うことも多いです。
あなたは人を何秒で信用するか？
そんな中で、人の無意識に働きかけ相手に良い印象を与える「影響力」の方法を学ぶことは大切です。特に仕事をしていると社内・社外関係なく、相手に対してのお願いごとを素直に受け入れてほしいとき、営業として成果を上げたいときなど、影響力を持つ人は様々なところで得をします。また、恋愛テクニックにも活用可能です。できるビジネスパーソンはモテます！相手へ良い影響力を与えられる人を目指して、より良い人生を送りましょう！
影響力を持つようになると、人間関係におけるストレスをなくし、その場の流れを自分の望む方向に導くことのできる
特に、人の無意識レベルに影響を与える心理テクニックになります。さぁ。本書を感想をふまえて解説していきます！
書籍情報
著書：ヘンリック・フェキセウス
出版社：大和書房
出版日：2016年2月25日
1971年9月21日スウェーデンのオレブロで生まれる。10代のころ、マジックが潜在意識下で他人の思考や行動を操作するツールになることに気付き、神経言語プログラミング(NLP)、ヒプノシス(催眠)、演技、マジック、心理学などのコミュニケーション・メンタル技術を次々に学んでいった。メディア、広告、プロパガンダ、ミーム学による影響の分析へと歩みを進め、著書7冊は国内で累計50万部以上に達している。現在、妻と2人の子どもとストックホルム在住
※本書 書籍紹介より
こんな人にオススメ
- リーダーとして携わっている
- 話し方で損をしている
- 営業スキルを磨きたい
- 女性にモテたい
要約・書評
本書の重要項目は2つ！
第一に、日々のコミュニケーションにおいて、相手の思考や行動に影響を与える方法をしっかり理解すること。
自分の態度、言動が他人へ影響している自覚を持つことが大切です。その上で、相手への影響を与える方法を理解し、実践に移していきましょう。心理テクニックは、試してなんぼです！経験値をアップさせて、自分自身をアップグレートしていきましょう！
第二に、どのように影響するものであれ、影響力とは、他者への敬意を持ち、他者を自分と同じくらい大切に考えているときにこそ、より効果が上がると知っておくこと。
影響力は人心掌握によって、他者を洗脳したり圧力を欠ける行為ではありません。自分と相手が望むものを合致させる行為。
影響力を与える方法
「信じやすい情報」を使う。
信じやすい情報とは、スッと頭の中に入りやすい、飾らない分かりやすい言葉を使う。例えば、知っているからといってカタカナ言葉を並べたり（エビデンス⇒根拠）。分かりやすい言葉を使うことで、相手はあなたの言葉を覚えやすくなる。覚えやすい言葉は「信じやすい情報」として変換され、あなたへの影響が効果を発揮するのです。
弱みを見せる
私たちは、「ネガティブな可能性を自ら認める人」に、より信頼を置く
ー中略ー
弱みを見せながら長所を説明すると、結果として弱みが気にならなくなり、正直で信頼のおける人だと感じさせることができる。
弱みを見せることは、見下される可能性があるよ〜と思われがちですが、決してそうではなさそうです。
お笑い芸人の出川哲朗さんなんて良い例ですね！何をやっても不器用にこなす姿はどこか、魅力的ですよね。その魅力がそのまま影響力に反映させるのかと思います（テレビの世界とビジネスの世界だと、少し内容は違うかもしれませんが）。
ビジネスでもいつも弱みを見せない人が時折見せたら、ギャップ萌えになりますよね。なんか人間味があるような。※ただ、いつもしっかり仕事ができない人が短所を見せる場合ですので、いつもポンコツな人は影響力が少ないので、注意を！
影響力を持っている人の振る舞い方
余裕のある落ち着いた人は影響力があります。わちゃわちゃしている人より騒がない人はどこか自信がある印象がありますね。心理的にもあまり動かない人ほど、地位が高いと感じるそうです。相手の目を見て静かにゆっくりと話す。営業先の社長などと話しているとこんな方が多い印象ですね。
決断力を身につける
すぐに決断出来ない人は、優柔不断な印象を与えます。そこですぐ決断する癖をつけて、相手の言葉に対して即答しましょう。迷わない心は、相手に信頼を与えることも確かです。
そのために下記の言葉の回数は減らしていきましょう。
- しかし（否定する行為）
- 試してみる（成功しない可能性があることを示唆）
- もし（「試してみる」と同様）
- かもしれない、たぶん、おそらく（はっきりしない言葉）
- 〜だったのに、〜すべきだった、〜すればよかった（過去を否定するダサい行為）
- 〜ない（否定する行為）
まとめ（感想）
「場を支配する」究極テクニック。
自分の日々の行動は、相手に影響を与えている。日々、自分が相手にどのように思われているか意識しつつ、相手に影響を与えるテクニックを駆使すること。本書を実践することで、相手は自分への態度が変わることが目に見えて分かると思う。影響力を持つ人に成長しよう！
目次
第1章 影響力の仕組み―人は、何秒で他人の発言を信用するのか
第2章 言葉の魔術 どうしてあの人の思い通りに事が運ぶのか
第3章 権力のカラクリ 応援されるリーダーはどこが違うのか
第4章 嫉妬と妬みの構造ライバルからの攻撃をかわす方法
新版があります！『人の心を動かす「影響力」~ 操らない、騙さない、ただ、そうしてくれる。 (だいわ文庫）』– 2022/5/12
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