【おいちょ】名医が教える飲酒の科学 一生健康で飲むための必修講義 (著/分:葉石かおり  監修:浅部伸一)要約・書評

健康

私も、ここ最近まではアルコール依存症予備軍だったと思います。学生のころから、ほぼ毎日のように飲みまくり、今まで至ってきました。そのため、3年連続で健康診断にて肝機能が要注意や要検査になっちゃいました。でもお酒は辞められないんですよね〜!ほどほどの飲酒ではなく酔うまで飲むタイプ…。余裕で2時間以内にワイン1本開けたりを繰り返してました。

言い訳させてください!

私は青森県出身で家族もお酒大好き。小さい頃から父親が毎日飲んでいる姿を見てきました。懐かしい…。キリンビールのクラシックラガーの瓶を開けて、グラスに注ぐことを良くやってました。しかも、新卒で入社した会社は、お酒の小売店。それはそれは気になるお酒を買って浴びるように飲んだものです。

しかし、ここ最近はなるべくお酒を控えるようにしております。前述したように、健康診断で引っかかってしまうし、次の日は二日酔いで仕事のギアも入りにくい。お腹もポコっと出てしまい、デメリットが多いなと感じました。

お酒を控えるようになり、朝活(読書・ブログ)をし、充実した人生を送れております。また、友人や会社の人達と飲みに行く機会も減り、お金もいくらか貯金できるようになりました。お金と健康の面で良いことを学びました。

しかし、お酒はやぱり飲みたいもの…。だから、飲酒について理解をした上で、飲みたいと思いました。

ここで出会ったのが、『飲酒の科学』。アルコール大好きな方は、飲酒による健康へのリスクは考えちゃいますよね。

飲酒を理解して楽しく飲む方法を学びましょう。

書籍情報

著書:葉石かおり

監修:浅部伸一

出版社:日経BP

出版日:2022年3月17日

■著者

葉石 かおり (はいし・かおり)

1966年東京都練馬区生まれ。日本大学文理学部独文学科卒業。ラジオレポーター、女性週刊誌の記者を経てエッセイスト・酒ジャーナリストに。「酒と健康」「酒と料理のペアリング」を核に執筆・講演活動を行う。2015年に一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーションを設立。著書に『酒好き医師が教える最高の飲み方』ほか。

■監修

浅部 伸一 (あさべ・しんいち)

1990年、東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院、虎の門病院消化器科、国立がん研究センターなどを経て、米サンディエゴのスクリプス研究所に留学。2010年より自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科に勤務。現在はアッヴィ合同会社に所属。好きな飲料はワイン、日本酒、ビール、ハイボール。

こんな人にオススメ

  • お酒を飲みすぎてしまう
  • お酒が好き
  • お酒ストレスを無くしたい
  • 健康診断結果が悪くなった
  • 健康習慣を身につけたい

要約・書評

お酒は「1日20g」(厚生労働省より)

「健康に害を及ぼさない程度に飲みたい」そのためには、お酒の適量は「1日20g」

  • ビールであれば、中瓶1本(500ml)
  • 日本酒であれば、1合(180ml)
  • ワインであれば、グラス2〜3杯

※女性は3分の2が適量

いやぁー正直少ない…でも仕方ない…

筋トレ後に酒を飲むと筋トレ効果が薄れる

私も良くやってました。ランニングと筋トレ後のひと汗かいた後に飲むお酒は最高‼

ちなみに筋トレ後にお酒を飲むと、「筋肉の合成率が3割下がる」という研究結果が出ております。朝活筋トレ・夜にほどほどのお酒が一番良いかもしれません!

糖質ゼロにも糖質は入っている

食べ物も飲み物もカロリーを気にする方は多いかと思います。だれでも太りたくないものです。その中でもお酒でも糖質を気にして、蒸留酒(ウィスキー・焼酎など)は糖質が無いと言われますが、アルコール由来の糖質は入っておりますので、確実に太る要素はあります。

アルコールによる免疫力の低下

ほどほどの飲酒であればさほど影響は無いものの、日々飲みすぎると免疫力が低下していきます。身体全体の免疫低下は、糖尿病・動脈硬化・肝機能の低下・がん発症などのリスクがでてきます。

断酒・減酒のコツ

お酒は心身に害をもたらすと思う。

やはり意識を変えるしか無いのです。人生を長く生きたいのであれば、お酒は程々に‼

●断酒した日を記録する

私も先月からつけるようにしております。目標で『週4日の禁酒』を掲げております。禁酒をした日は、スケジュールにチェックをして、達成したかどうか確認します。そして達成したら喜びます。

暇な人生を送らない

お酒は暇だから飲むことも多いはず。特に休日の昼間から飲む行為。BBQなどであれば、良いのですが、天気が良いからとお酒を飲む行為。お酒を飲んで酔うだけで、その日は何も出来ない状態になってしまうかもしれないし、昼寝をしてしまうかも知れません。時間がもったいないので、暇を作らないように趣味に積極的に取り組みましょう。

●最低でもその日飲む分だけを購入する

ビールやチュウハイをケースで買ったり、焼酎の大容量を買ったり。結果、たくさんあるから、あともう1杯など飲んでしまいます。そうならないために、家からお酒を無くしましょう。最低でも、今日の飲む分だけを少ない量だけ買いましょう。また、空腹にお酒を飲むとアルコールが急激に吸収されて酔いやすくなりますので、サラダなどを食べてから飲みましょう。

まとめ(感想)

お酒は健康に害であることは間違いないため、飲酒の量を減らすことが大切。せめて、1杯(1缶)にする。人生を長く過ごすためには、お酒はほどほどに。

本書には、酔っ払うとはどういうことか、下痢になる理由・がんのリスク・胃酸逆流・免疫など、飲酒にまつわる情報が多数書いてあります!お酒好きは必ず読んでいて損は無い本です。

目次

第1章  飲む前に読む飲酒の科学

第2章  後悔する飲み方、しない飲み方

第3章  がんのリスクは酒でどれぐらい上がるか

第4章  酒飲みの宿命 ー胃酸逆流ー

第5章  結局、酒を飲むと太るのか?

第6章  酒と免疫

第7章  依存症のリスク

合わせて読みたい本

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