※本の光沢感が眩しすぎて、うまくカメラで撮れない(笑)
ラルフ・ウォルドー・エマソン
ニーチェ、ソロー、福沢諭吉、宮沢賢治、バラク・オバマなどに影響を与えたアメリカ成功哲学の元祖と呼ばれた思想家。
『恐怖はつねに無知から生まれる』
※恐怖は知識によって解消できる。
という言葉が大好きで、エマソンの名言をもっと知りたいと思い、Amazonで買った。
エマソンは特に【自己信頼】を重視している。
『自分を信じ抜く覚悟が人生を切り開く』という。
人は他人に流されて生きていることを自覚しなければならない。
仕事でも自分の意見を言わず、会議では成り行きのまま決定するのを待つ。
そして、その決定のまま仕事を進めていく。
自分の意見がないまま、他人に流されて生きていく人生。
とてももったいない!
本書は、生き方・仕事・人間関係・成功法則など様々なジャンルでの名言を紹介している本。
さぁ、要約していくやー。
書籍情報
著書名:エマソン 自分を信じ抜く100の言葉
著者:中島 輝
出版社:朝日新聞出版
出版日:2017/1/20
著者紹介
心理カウンセラー。メンタルトレーナー。5歳で里親の夜逃げという喪失体験をし、小学4年から躁鬱病・パニック 障害・統合失調症強迫性障害などに苦しむ。25歳から10年間実家に引きこもり、自殺未遂を繰り返す。困難な精神状態の中、独学で心理学やセラピーを学び、自ら実践し、35歳で克服。エマソンの全著作・論文を愛読し、カウ ンセリングやコーチングセラピーで実践している。 臨床経験は、のべ10,000名を超え、クライアントの95%が回復。現在予約は6ヶ月先まで埋まっている。著書に「負の感情を捨てる方法」(朝日新聞出版)、「トラウマが99%消える本」(すばる舎)「堂々と逃げる技術」(学研プラス)がある。
※本書 著者紹介より
中島 輝さんのサイト
メディアでも多数取り上げられている方ですね。
中島さんの下記の著書も魅力的。
目次
Ⅰ 生き方
Ⅱ 仕事
Ⅲ 人間関係
Ⅳ 挫折
Ⅴ 成長
Ⅵ 友情
Ⅶ 成功法則
要約・書評
主導権を握って生きる
POINT:真の人間へ
自分の価値を知り、才能を生かしながら、主体性を持って生きていること。
自分はすべてのことを自分の価値観のもと、選択していること。
それが『真の人間』!
他人に流されない生き方をすれば、もっと人生は楽しくなる!
他人をよく批判する人へ
POINT:自信のなさの現れ
他人をよく批判する人は、結局、自分が何をしたらよいのか分からない人だ。
※本書より
他人をよく批判する人は、自分に自信が無い人。
だから、自分以外の外側に意識が向いてしまい、あーだこーだで他人を批判する。
そういう人は、外側に向きすぎて、地位・お金・褒められることばかり気にしてしまう。
損得を基準に自分がどう思われているかを気にしてしまう。
今一度、自分自身が批判的になっていないかどうか(外側に意識がいっていないか)を確認しよう。
大切なのは、他人ではなく、自分に目を向けて、自分の人生を磨くこと!
穏やかに独立心を保つこと
POINT:人に流されない
世間で周りの考えに従うのは楽なこと・・・偉大な人は、群衆の中にいながら、穏やかに独立心を保つことができる。
※本書より
確かに。
冒頭で話したように、仕事で発言を控えたとしても、役職者とかやる気のある者によって、勝手に決定してくれる。
友人と遊ぶときに「どこいく〜?」となっても「任せるよ〜」の一言で簡単に逃げられる。
流れに任せれば、自分は何事も起きず平和である。
もっと、自分の思いは伝えるべき。
この世に生まれてきたかぎり、自分の人生は自分で決めたいもの。
でないと、他人の人生を生きているようになる。
「誰かに決められた人生でも良い」と思うかもしれないけど、自分の選択をするともっと楽しいものよ。
強さは弱さから生まれる
POINT:コンプレックスも強みになる
『強さは弱みから生まれる』・・・どういう意味だ?
エマソンは怠惰・気まぐれ・中身の無い人間だと自分自身で思ってた。
自分への劣等感に苦しんでいた。
でも、その劣等感をどうにかしなければ!もうこんな苦しみを味わいたくない!と思い、克服の努力をした。
他人と異常に比較してしまい、自分は人より怠っていると思ってしまう。
きっと誰にでもあるだろう。
その怠っていることを見つけられたなら、ちゃんと向き合って改善していくことが大切なのだ!
まとめ(感想)
人はしばしば、他人の意見に流されたり、比較して劣等感を抱いたりする。
いかに、他人に影響されまくっている人生を送っていることか・・・。
会社の人・友人に嫌われたくないと思い、発言を控える。
自分に無いことに強い劣等感を抱く。
すべて、人が絡んでくる。
でも、自己信頼をもって、もっと自分軸を持った生き方をしていくことが大切だと気づく。
もっと自分の意見を言って表現したり、劣等感を抱いても克服しようとする人生。
いろいろリスクはあるかもしれないが、リスクを追わないと人としても成長も伸びない。
限りある人生を自分軸を持って生きよう!
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