『ユダヤ人大富豪の教え』などベストセラーを多く出版している本田健さんの年代シリーズ。
10代〜60代など年代に合わせて本が出版されております。自分の年代を読むのも良し。将来のために次の世代を読むも良し。私は全ての年代を熟読しましたが、60代までの人生の生き方のビジョンができました!1年スパンの夢ばかりを目標にしていましたが、60代までの長期目標が立てられて、毎日ワクワクしてます。
60代は再出発の年代!60代でとうとう人間的な差が広がってきます。年齢的に若く見える人・寝たきりになる人・財力のある人・パチンカスになる人・友人が多い人・老害になる人。個性爆発していきます。
60代は、微妙な年代です。若いわけでないし、老人でもない。でも、それは自分のこれまでの努力次第で、若い人間に見られます。
人生の再出発。孤独に生きるのか、周りに人が集まる幸せな人間になるか。意外にも60代の出発点はとても重要なのかと思います。
書籍情報
著者:本田 健
出版社:だいわ文庫
出版日:2012年10月12日
神戸生まれ。 経営コンサルティング会社、ベンチャーキャピタル会社など、複数の会社を経営する「お金の専門家」。独自の経営アドバイスで、いままでに多くのベンチャービジネスの成功者を育ててきた。育児セミリタイア中に書いた小冊子「幸せな小金持ちへの8つのステップ」は、世界中 130万人を超える人々に読まれている。「ユダヤ人大富豪の教え」をはじめ とする著書はすべてベストセラーで、 その部数は累計で400万部を突破し、世界中の言語に翻訳されつつある。
※本書 著者紹介より
本田 健 〈公式サイト〉
要約・書評
60代にしておきたい17のこと
1.20代にやりたかったことをやる
2.友だちと出会い直す
3.「もういいか」を手放す
4.パートナーと白黒つける
5.仕事にしがみつかない
6.お金でクヨクヨ悩まない
7.趣味をもつ
8.若い友人をもつ
9.親の死んだ年齢を数えない
10.旅に出る
11.新しいことを学ぶ
12.自分に合う健康法を見つける
13.自分なりの生きがいをもつ
14.子どもの人生に干渉しない
15.男、女であることの喜びを忘れない
16.未来に投資する
17.愛を伝える
※本書 目次 より
一生、それをやらないまま終わっていいか
「一生」という言葉がつきます。それは、人生が有限ということを徐々に実感するようになるからです。「なんでやりたいと思っていることをやってこなかったのか」と徐々に後悔するようになっていくと思いますが、後悔で終わらせずにやってみることです。若い頃の気持ちを思い出し、思い切ってやってみましょう。「もういいか」と思って瞬間に、魂は生きていても人生が終わると思いましょう。
パートナーと白黒つける
結婚生活を振り返り、パートナーと一緒の墓に入りたいか考えてみる。人生は有限です。相当ストレスになっている結婚生活であれば、はっきりと離婚することを考えて良いと思います。60代は仕事をリタイアして、再出発の年齢になります。楽しくない人生を送るべきでは有りません。むしろ「これから誰と人生を歩んでいくか」という考えにシフトしていきましょう。
才能をお金に変える
仕事生活を終えて、年金生活がスタート。思った以上に貰えず、今後の老後は自由にお金が使えるものか…と考えるようになります。お金の不安はどの年代でもつきませんが、60代は働いていないので、どの年代よりもストレスでしょう。しかし、これまで積み上げた経験を活かして、お金にすることもできるはずです!ブログを始めたり、講師をしたり。60年間生きていると、誰かに教えてられる何かはあるはずです。才能をお金に変えるチャンスです!
仕事につながらない学びを楽しむ
仕事しているときは、どうしても学びの中に、自分の仕事に通ずるものを取り入れがちです。マネジメントをする立場であれば、経営の本を読んだりしていたと思います。もう仕事を終えたのであれば、本当にチャレンジしてみたい学びを選びましょう。絵を描くも良し、自伝を書くも良し。自分が死んでも後生に受け継がれる何かがあれば、もっと素敵ですね。
まとめ(感想)
60代は人生の再出発。孤独に生きるのか、周りに人が集まる幸せな人間になるか。意外にも60代の出発点はとても重要!そして、生き方は自由!「これから誰と人生を歩んでいくか」「これからどんな楽しい学びをしていくか」。人生が有限であることを徐々に実感していくので、ワクワクをどれだけ自分の人生に取り入れることができるのか!
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