ポンコツなわたしで、生きていく。 〜ゆるふわ思考で、ほどよく働きほどよく暮らす(著:いしかわ ゆき)【要約・書評】

自己啓発

弱みは晒すと強みに変わる

※本書  おわりに

仕事もプライベートも失敗続きで、「なんて自分はダメな人間なんだ…」と思うと、自己肯定感は爆下がり。それぐらいなら、自分の弱みを受け入れ、弱みを活かせることにチャレンジすることも大切です。

今回ご紹介する『ポンコツなわたしで、生きていく。 〜ゆるふわ思考で、ほどよく働きほどよく暮らす』は、著者のいしかわ ゆきさん(ゆぴさん)が経験をもとに、ゆるふわ思考で生きていくことを書いた本です。

ゆぴさんは仕事にしょっちゅう遅れるぐらい朝が苦手だったそう。その弱みを受け入れて、現在ではあまり朝早く起きなくてもいい『フリーランス』で生きています。誰にでも苦手分野は有りますが、生まれ持った能力ですから、頑張っても改善できないこともあります。改善しようとしても改善できず、失敗続きの毎日が辛くなる経験を強みに変換することが大切です。

私はゆぴさんの『書く習慣』を読んでファンになりました。

書く習慣(おいちょブログ)

ゆぴさんの文章力は、感情がうまく表現されて、読みやすいです。そんなゆぴさんのような文章力を身につけたいと追いかけるようになりました。そして、今回の本を買いました。自分もゆぴさん同様に『ポンコツ』な日々を送っていたので、とても親近感が湧く内容でした。

永遠の17歳というゆぴさん。最初見たときは「この女性は大丈夫なのかな?」と思いました。しかし!ゆぴさんの人柄を本・ツイッターで見てると、自分も「永遠の17歳!」と言いたくなります!それぐらい楽しく過ごしているゆぴさんは素敵な女性です。

さぁ読んでいきましょう!

書籍情報

著書名:ポンコツなわたしで、生きていく。 〜ゆるふわ思考で、ほどよく働きほどよく暮らす

著者:いしかわ  ゆき

出版社:KADOKAWA

出版日:2022/8/24

著者 紹介

ライター。早稲田大学文化構想学部 文芸ジャーナリズム論系卒。Webメディア・新R25編集部を経て2019年に独立。取材やコラムを中心に執筆するかたわら、声優やグラフィックレコーダーとしても活動している。著書に『書く習慣~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~』(クロスメディア・パブリッシング)。

※本書  著書紹介より

目次

・はじめに 「モンブラン100個ひっくり返してダメにした」ポンコツから愛を込めて

・第1章 ポンコツでも、会社を辞めていいですか?

・第2章 ポンコツメンタルで生きていこう

・第3章  ポンコツのお仕事ハック

・第4章 めんどくさくない人間関係を築く魔法

・第5章 「そもそもなんなん?」な呪縛は解いてしまおう

・おわりに 弱みは晒すと強みに変わる

Blog・SNS関連

要約・書評

  1. ポンコツを受け入れる
  2. 好きな仕事を選ぶ
  3. 読書をする

①ポンコツを受け入れる

ポイント:受け入れると人生がラクになる

どうせ同じポンコツなら、自分自身のポンコツをちゃんと受け入れてウリにして、自己肯定感を下げずに生きたほうが幸せだと思うんです。

※本書  P63より

なるほど〜。我は弱みを隠そうとする性格ですが、なんだか限界があって生きにくいな〜と思うことがあります。

ポンコツの人は、決して、人生で損しているとは限りません。

あなたの周りにもポンコツと呼ばれる人はいますかね?いつも遅刻したり、話の論点がずれたり、飲み会でえげつないほど飲んで潰れたり、すぐ泣いたりと、せわしない人が。

でもそういう人って人間味があって好印象を受けません?(ヘビーポンコツだと少し引いてしまいますが)。「見ちゃいられない」と周りの人が助けてくれることもあります。そうなると『愛されポンコツ』になるのです。

だから、自分のポンコツさは素直に受け入れてさらけ出すようにしましょう。自分ができないことは、他人に任せたほうが、気持ちはラクですし、会社的にも得意分野は得意な人に任せたほうが、パフォーマンスは良いでしょう。

決して、ポンコツすぎて自己肯定感を下げないようにしましょう。自分らしく生きたいと思えましたm(_ _)m

②好きな仕事を選ぶ

ポイント:何が自分にとって幸せなのか

「今の仕事に満足していますか?」「今の仕事は楽しいですか?」「今の仕事にやりがいを感じていますか?」「ねぇ〜不満はないのですか?」(質問攻めすみません・・・)

嫌な仕事でも続けている理由は、生きていく上でお金が必要だから。転職できない理由は下記がメインだと思います。

①自分のやりたいことが無い

②転職先が無い

でもこの世の中は、知ろうとしないだけでいろ〜んな仕事があります。それを見て見ぬふりしないで、ぜひ追いかけてほしいと思います。人生はそんな長くないのですから!

ここでゆぴさんの会社を辞めたらいいことを紹介します。

〈会社を辞めたらいいこと〉

・毎朝決まった時間に起きなくて良くなる

・時間と場所に囚われずに仕事ができる

・1日中パジャマで過ごせる

・誰かの指示に従うことがなくなる

・自分でやりたい仕事を選べる

・空いている平日に動けるようになる

・好きな会社と仕事ができる

・具合が悪いときは思い切って休める

・自分のペースで仕事が進められる

※本書  P40より

たくさんいいことがありますね〜(ただ辞めるにはそれなりの努力は必要だと思います)。

特に要注意は、苦手なことを苦しみながら仕事をすることです。それぐらいであれば、自分にチャンスのある仕事に転職するべきです。

文章を書くことは、コミュ障の生存戦略のひとつです。

※本書  冒頭

ゆぴさんは人と話すことが苦手。そんな苦手を理解して、自分に合う仕事を見つけました。

大事なことは、「何が自分にとって幸せなのか」を考えることです。「世間の見え方ではない」とゆぴさんは言っております。

③読書をする

ポイント:早く幸せになるためには読書!

読書は私も声を大にして言いたい!『読書はものすご〜く大切!!!!』

はやく幸せになるため方法は、知識を増やすことです。そのために先人の知恵を得るために読書が必要になります。

【本を読むメリット】

特に知識を得ることで幅広い考え方を持つようになり、仕事もプライベートも生き方がラクになっていきます。読書をしている人は、どこか前向きな印象を覚えます。それは、知識があることで、「この失敗は大したことではない」と感じ取ることもできるし、「失敗も良い経験」と捉えるポジティブな考え方を持つことにもなります。

ちなみにゆぴさんはアドラー心理学をもとにした「嫌われる勇気」を読んで、人と比べる必要がないことや過去は関係ないことなどを学んだそうで、実生活にも活かせているそうです。

自分の知識や経験だけでこの世をより良く生きるには限界があると思います。「別に本がなくても生きていけるよ〜」と言う人がいます。それは本を読んでいないから。他の楽しい未来を知らないだけ。

読書に慣れていない人は、一冊を読むこともしんどいかと思いますが、きっと本に対する考え方が変わると思いますので、ぜひ読書は習慣化してほしいです!

まとめ(感想)

みんなの声・・・『ゆぴさんのようにフリーランスで生きられる人は一握りでしょ

そうだと思います。でも、自分のポンコツさを理解して、強みに変えるように『行動』と『努力』をした結果から、フリーランスで生きられます。

『自分が好きなことに一生懸命に取り組む』

至ってシンプルです。でもできない人がほとんど。ゆるふわで楽しい人生を送りたい方はぜひ本書(#ポンコツ本)を読んでいただきたいでごじゃる。

合わせて読みたい本

Follow me!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました