本書を読んで思ったこと。人の「なぜ」が研究で分かって面白かった!
【サイコパスは苦い食べ物が好き】
【直感が正しいことが多い】
【アイドルがかわいく見えてしまう理由】などなど。
今回、私が非常に興味を持った心理学者の研究をご紹介します。
さぁ、要約していくヤー。
書籍情報
書籍名:最新科学でわかった「人の心」のトリセツ 世界の心理学者が研究していること
著者名:内藤 誼人
出版社:総合法令出版
出版日:2023/5/10
目次
第1章 必ず知っておきたい心理学研究
第2章 すぐに使える心理学研究
第3章 ものの見方が変わる心理学研究
第4章 あなたが知らない心理学研究
第5章 感じる心理学研究
著書紹介
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役社長。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。
社会心理学の知見をベースに、ビジネスを中心とした実践的分野への応用に力を注ぐ心理学系アクティビスト。趣味は手品、昆虫採集、ガーデニング。著書に、『気にしない習慣 よけいな気疲れが消えていく61のヒント』(明日香出版)、『世界最先端の研究が教える新事実心理学BEST100』、『世界最先端の研究が教えるすごい心理学』(以上、総合法令出版)など多数。
その数は200 冊を超える。
※amazon 書籍紹介より

要約・書評
気分の落ち込みが記憶力を高める
思考力や注意力が高まる
気分が落ち込んだときは、深く物事を考えすぎてしまいます。考え過ぎはマイナスなイメージが強いですが、決して、マイナスだけでは無いのです。気分が落ち込んだときは思考力や注意力が高まることで、記憶力を高めるようになるのです。なので、暗記することを中心に勉強したいときは、曇の日や雨の日が最適かもしれません。
男性が「チラ見」をする理由
見逃しコスト
男性はパートナーがいても、魅力的な女性が視界に入ると「チラ見」をしてしまうものです。その理由は、魅力的な女性を見逃してしまうと、恋愛のチャンスを逃してしまうと思ってしまうからです。見逃しコストが高いということです。
食べなくてもお腹がいっぱいになる方法
想像すること
思い込みって意外と身体に影響するものです。ダイエットしているのに、どうしてもたくさん食べてしまう人は多いですね。そこであまり食べずにお腹いっぱいにする方法は、お腹いっぱいごはんを食べている姿を思い浮かべるのです。それだけで、ごはんの量は減らせます。
優秀なスポーツ選手の特徴
小さい頃はたくさんのスポーツをしたほうがよい
デンマークのある研究によるとオリンピック選手のメダリストと準エリート選手が小さなころ何をやっていたか調査をしたところ、オリンピック選手のメダリストは15歳になるまでは他のスポーツをしていたことが明らかになったそうです。そのため、子供にはいろんなスポーツに触れさせてみることは非常にオススメします。
生まれた日によるADHDのリスク
早生まれの弊害
カナダのある研究では、学年の中で遅く生まれた子供はADHDと診断される割合が男の子で30%高く、女の子で70%にも及ぶそうです。考えてみればそうですが、生まれた日が数ヶ月も違えば、成長速度に違いが出ることも当然です。集中力や身体能力に差が出ることで劣等感を抱いてしまいます。
サッカーが強い国ほどPKがヘタ
プレッシャーによるもの
ある統計によると、強い国ほどPKの成功率が低いという分析結果がでております。PKはとてつもない緊張します。私は学生のころ、サッカー部に所属しておりましたが、プレッシャーを感じてしまいPKを外して負けたことがあります。なぜ、サッカーが強い国ほどPKがヘタなのかというと、プレッシャーが関わってきます。強い国は、国民・マスコミから多くの期待を寄せられます。負ければバッシングを受けるほどの緊張感です。決して負けられない戦いだからこそ、プレッシャーがかかりすぎて外してしまうものなのです。
まとめ(感想)
身近にある人の「なぜ」を研究データをもとに学べて面白い内容でした。実生活に活かせる内容もあって試したいものもたくさんあった。
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