表紙がとても可愛い。
著者のトルステン・ハーフェナーさんは『心を上手に透視する方法』を読んでから知った。
人間心理を知ったことで、人間関係が劇的に変わった。なにより人に好印象を与えることができて、人間関係のトラブルが一切なく、平和に暮らせるようになった。心理学を学べる良書でした。
ちなみに他の著書は、『心を上手に操作する方法』『青い象のことだけは考えないで!』『とっさのしぐさで本音を見抜く』『Power of Secret 秘密を上手に使いこなす方法』など数々の本を出版している。ぜひ、一冊だけでも気になる本を手に取って欲しいと思う。
そんななかで、新刊として2022年に発売された「しゃべる からだ」。
人の心理は無意識の行動に「真意」が隠されている。
ボディ・リーディングのテクニックが詰まった本だ。
書かれていることは実際、みなさんも知っている情報は多い。
でも、実際に見逃していることも多い。
ここで、ボディ・リーディングを深堀して、些細な相手の行動を察知できるようにしていきたい。
気になった部分を要約していくや〜。
書籍情報
著書:しゃべる からだ
著者:トルステン・ハーフェナー
翻訳:柴田さとみ
出版社: サンマーク出版
出版日: 2022/12/6
著書紹介
マインドリーダー、メンタリスト、マジシャン。ボディ・ランゲージ、メンタル戦略、エンターテインメント心理学を駆使し、見る者を驚きに包む、世界屈指の奇才。1972年、ドイツ・ザールブリュッケン生まれ。ザールブリュッケンおよびアメリカ・カリフォルニア州モントレーの大学で翻訳と通訳を学び、英語とフランス語の通訳の資格を取得する。以来30年以上にわたり、身体言語、知覚、行動心理学、錯覚、記憶術のトップ・エキスパートとして、その知識を人々に伝えている。数々のベストセラーを執筆しており、売上総部数は100万部を突破。その著作は世界18か国語に翻訳されている。南ドイツ新聞に「じきに世界七不思議入りする男」と称された。
著書は『心を上手に透視する方法』『心を上手に操作する方法』『青い象のことだけは考えないで!』『とっさのしぐさで本音を見抜く』『Power of Secret 秘密を上手に使いこなす方法』(すべてサンマーク出版)。家族とともにミュンヘン近郊に暮らす。
※amazon 著者紹介より
目次
第1章 体が語る「本音」をさぐる
第2章 視点を変えれば、世界は変わる
第3章 三つの「意識」を使いこなす
第4章 相手の興味を引く心理戦略
第5章 「注意」「集中」「直感」をトレーニングする
第6章 他者と「深い絆」を築く方法
第7章 コミュニケーションの本質
終章 この世界を生きていくために
要約・書評
「吐く息」が長い理由
悲しいときは「吸う息」より「吐く息」が長くなる
吐くことで嫌なものを吐き出した感覚になる。露骨に出す人であれば気づくけど、自然と相手にバレないようにする人も多い。そのときは、そっとするか話を聞いてあげましょう。
恋愛は目を多く合わせることを意識する
目を合わせる回数が多いカップルほどうまくいく
目を見て話してくる相手は、あなたに興味がある可能性が高い。確かに、目を見てくれるとちゃんと話を聞いてくれてるんだな〜と感じてしまう。そうなると、自分も心を開いてしまう。もし、相手の目を見ることが苦手な人は、目と目の間を見るようにするとうまくいく。
頭から遠い身体部分ほど、真意が隠されている。
特に脚・足などに注目する
特に脚・足などは、意識が疎かになる。特につま先がどこを向いているかはちゃんと意識して見ておいたほうが良い。つま先が、自分に向いてれば、その場を楽しんでいたり、あなたに興味を持ってくれている可能性が高い。反対に、出口に向いていれば、その場を立ち去りたいと思っている可能性が高い(そのときは、無理せず、早めに切り上げましょう)。これは、恋愛でも重要かもしれません。
批判しない
心から目の前の相手に興味を持つこと
相手と友好関係を築きたいのであれば、批判はなるべく避けるべきです。そんなの分かっているよ!と思うかもしれませんが、自然と批判をしている人も多い。長い付き合いのある友人・パートナーに批判している可能性は大いにある。ちなみに人の話に被せたりする行為も批判では無いが、否定している可能性はある。大切なことは、心から目の前の相手に興味を持つこと。そして認め称えること。
ちなみに、潜在意識は「自分に向けられたもの」であるから、批判・褒めることは相手に投げかけたことだけど、自分へ投影している。だから、褒めれば相手も嬉しいし、自分も嬉しくなることを頭に入れてコミュニケーションを取っていただければと思います。
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