キャリアをつくる独学力-プロフェッショナル人材として生き抜くための50ヒント(著:高橋 俊介)【要約・書評】

ビジネス

なぜ、独学術が必要なの?

それは、AI時代の到来によって、いつどんな仕事が消えるか分からないから。

時代遅れの人材になる前に、日々勉強し続け、いつの時代でも必要とされる人材になることがとても大切。

キャリア論の第一人者の「社会人の学び方」を学べる本書。ぜひ読んでいきましょう。

書籍情報

著書名:キャリアをつくる独学力

著者:高橋 俊介

出版社:東洋経済新報社

出版日:2022/8/26

目次

【第1章】「仕事」と「学び」を根本から変える5つの大変化─いま起きている変化と問題の本質
【第2章】目指すは「キャリア」「仕事」「学び」
【第3章】独学力を高めるとは、どういうことか
【第4章】一流の独学者の事例に学ぶ独学の作法と意味
【第5章】自分自身の「専門性コンピタンシー」を強化せよ
【第6章】リベラルアーツを学ぶ意味と基本的な作法─リベラルアーツは、独学と世界観の出発点
【第7章】独学を実践するためのヒント─個人は独学をどう進めればいいのか
【特別付録】独学力を高めるリベラルアーツのための読書案内

要約・書評

日本は独学力を養いにくい

①タテ型OJT

日本は、上司・部下、先輩・後輩など上下関係が厳しい。「上司の意見は絶対!」という感じで会議も何かと上司の意見が反映される。そんな社会では、部下が自主性を持って考え、行動する機会が奪われてしまいます。また、部下が自主性を持たない分、シニア世代などの上司は、若い世代の貴重な意見を吸収できずに、古い考えの集団になってしまう。ヨコの学びを意識し、部下の意見を尊重し、互いに良い刺激を与え合うことが大切

②安心社会

「属していれば安心」といった終身雇用・年功序列のような制度は、会社を成長させることは厳しくなる。頑張っても昇進されない環境は、頑張っても無駄だと感じて、独学をしなくなってしまう。結果を出しても評価されないから。安心社会はぬるま湯に浸かっているもの。いずれAIの波に飲まれてしまう可能性がある。

③正解主義

日本の義務教育は何かと正解を求める。「教える」がメインで「考える」というような子供の発想力を養う環境がまだまだ少ない。私達は小さい頃から、自分の頭で考えて発言する能力は低かった。

 

どうすれば独学力が身につくか

①『自分らしさ』を持つ

まずは、自分が「何を大切にしているのか」「何をしているときが楽しいのか」「何が得意なのか」など、まずは自分を知ること。得意なことが見つかれば、自ずと得意なことを伸ばそうと考えることも多く、勉強しようと思うようになる。

②『内的仕事満足』を高める

「仕事自体にやりがいを感じる」ことが大切。(反対は『外的仕事満足』は給与・賞与などのお金や昇進・昇格などの名誉が挙げられる)。仕事のやりがいは人それぞれですが、一番のやりがりは、自分が働くことでその先に喜んでくれるお客さんがいること。そのお客さんへよりよい商品やサービスを届けるために、もっと価値のある提供をしようと勉強するようになる。

③外にもコミュニティを持つ

会社は社風や風土があり同じ価値観を持つ集団になりやすい。できれば、社外へ飛び出し、自分の興味のあるコミュニティに属してみよう。いろんな考えや価値観を学べて、新しい知識を得ることができる。

④インプットとアウトプットを繰り返しまくる 

常に貴重な情報はメモしよう。そして、アウトプットして自論の展開しよう。自分の考えを常に持てる人間に慣れば、自ずと独学のように情報を吸収しようとする癖がつく。

まとめ(感想)

クランボルツ教授は、500人以上のビジネスパーソンのキャリアを分析した結果、「キャリアの80%は予期しない偶然の出来事によって形成される」という興味深い結論を導き出しました。

上記は86ページに記載の「計画的偶発性理論」である。勉強はいつ使うか分からないことも多い。しかし、予測しない偶然の出来事によってチャンスに変わっていく。日頃から独学を進めることで多くのチャンスを手に入れることができ、年齢関係なく社会に必要とされる人材になれる。知識は決して無駄にならない。

せめて仕事で直接関係する専門知識と、もう一つの専門知識を身につけるようにしよう。そうなるとその専門知識が掛け合わされ、唯一無二の存在になれるだろう。

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