『こうやって、考える。(2021/12/3)』の出版から第2弾!
※『こうやって、考える。(2021/12/3)』の要約は文末にあります。
著者の外山滋比古さんは2020年に96歳で逝去しました。
それまで「思考の整理学」など数多くの書籍を出版されました。
そんななかで数多くの著作郡から発想力についてのヒントを150に厳選して紹介した本書。
心にぶっ刺さる言葉がすごく多かったよ!
・記憶したら、すぐ忘れる
・知っただけで、満足しない
・童心にかえり、自由に発想してみる
・知っただけで満足しない
・忙しくても、昼寝する
・常識とは思考停止である
抜粋して要約していくや〜。
書籍情報
著書名:やわらかく、考える。
著者:外山 滋比古
出版社:PHP文庫
出版日:2022/7/11
著者紹介
1923年、愛知県生まれ。東京文理科大学英文科卒。お茶の水女子大学名誉教授、文学博士、評論家、エッセイスト。
雑誌『英語青年』編集、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を歴任。専門の英文学のみならず、思考、日本語論などさまざまな分野で創造的な仕事を続け、その存在は、「知の巨人」と称される。2020年7月逝去。
主な著作に『思考の整理学』(ちくま文庫)、『乱読のセレンディピティ』(扶桑社文庫)、『50代から始める知的生活術』(だいわ文庫)、『ものの見方、考え方』(PHP文庫)、『消えるコトバ・消えないコトバ』(PHP研究所)など。
目次
第一章 余裕のあるアタマをつくる
第二章 常識から自由になる
第三章 わからないことは放っておけ
第四章 ひらめきを生む習慣
第五章 日本語をしなやかに使う
第六章 アウトプットもやわらかく
第七章 自由自在に生きるコツ
要約・書評
自由に発想してみる
POINT:子供の心を忘れずに
大人になると、知識や経験に基づき、行動に制限をしてしまう。
仕事もそう。「このプロジェクトは失敗する」と考える。
変な予知能力がついてしまっている。
それに反して、子供はそれほど知識がなく、自由思考である。
発想が天才的であることも多い。
大人は考えすぎなのかもしれません!
※私も考えすぎてますが…
もっと、自由に発想して、チャレンジしていこうと思える。
知っただけで満足しない
POINT:知識を加工する
記憶は知識をふやすが、知識そのものは新しいものを生み出さない。
もの知りは知識をもっているだけで満足する。
※P30より
「うゎ〜自分だ〜」と気づく…。
「読書大好きです!」と謳っているけど、知らぬ間に知識を増やすことが目的になっていた。
知識に自分なりの考えを入れて、創造することが、大切なのだ。
忙しくても、昼寝する
POINT:頭の整理
忙しいときは、冷静になれないときもある。
あれもこれもと目の前のタスクをこなしていくのだ。
でも、一旦昼寝を挟むことで、脳がクリーンになるし、自然に頭が整理される。
不幸なときは読書のチャンス
POINT:読書で解決できる
本は、心の癒しになる。
そして、その悩みに焦点を当てた本は、その悩みを解決してくれる。
不幸の読書は、身に染みる。
悲しいときに音楽を聴くと、その曲が身にしみるのと一緒だと思う。
本は学ぶことがいっぱい出てくる。
ぜひ、読書をオススメする!
まとめ
思考力を身につけるためには、ただ単に知識を詰め込むだけではダメだということに気づく。
知識を自分なりに加工して、独自の発想を持って生きること。
だから、時には寝かせることも大切だし、忘れることも大切。
知識集めの頭でっかちになってはいけないことがわかりましたm(_ _)m
合わせて読みたい本
【姉妹本】こうやって、考える。(著:外山滋比古)
【その他】
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