ハマトンの知的生活のすすめ エッセンシャル版(著:P.G.ハマトン/ 編訳:三輪裕範)【要約・書評】

自己啓発

ディスカヴァー・トゥエンティワンさんの偉人のエッセンシャル版はめちゃめちゃおもしろい。

偉人の本って、正直、言葉も難しいし、本のボリュームも凄まじいときがある。

でも、エッセンシャル版だと、大切な言葉を引用して、わかりやすく解説してくれる。

エッセンシャル版を読むだけで、ある程度、偉人の考え方が学べる。

そんな中で、P.G.ハマトンの「知的生活」について学びたくて購入した。

P.G.ハマトン (1834〜1894)

1834年英国のランカシャーに生まれる。当初は画家を志していたが、その後は美術雑誌The Portfolioの編集責任者として大成功する。その一方で、本書のような知的生活論、随筆、人物伝などの著作も多数出版し、当時英国有数の文筆家としても名をなす。知的生活関係の著作としては本書のほかに、『知的人間関係』『幸福論』などがある。本書『知的生活』は内容的に大変興味深いだけでなく、ハマトンが非常に平易かつ明瞭な英語で書いていることから、明治以来、日本の旧制高校や大学の英語教科書でも盛んに使われてきた。

※本書 著者紹介

教養を身につけるために大切なことが書かれています。

本書の読んで、知的生活を心がけてることで、仕事もプライベートがもっと有意義になったと実感した。

さぁ、要約するや〜!

書籍情報

著者:P.G.ハマトン

翻訳:三輪裕範

出版社:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティーワン

出版日:2022年8月25日

目次

Ⅰ.「知的」とはどういうことか
Ⅱ.健康こそが知的生活の基盤
Ⅲ.仕事に打ち込むことが人生を豊かにする
Ⅳ.知識があるだけでは知的とはいえない
Ⅴ.学びの目的を定める
Ⅵ.時間を効率的に使う
Ⅶ.外国語の勉強は本当に必要か
Ⅷ.計画的に読書する
Ⅸ.お金とうまく付き合う
Ⅹ.習慣を疑え
Ⅺ.知的生活を維持できる関係を築く

要約・書評

健康第一

POINT:知的生活には、肉体的な基礎が不可欠

いきなり当たり前の言葉を使いました。

でも、もっと健康の重要性を知るべきだと本書を読んで思った。

知的生活には、肉体的な基礎が不可欠。

身体に異変が起きてから考えるでは遅い!

だから、健康の習慣を整えて、肉体的にも精神的にも整えるべきである。

睡眠不足・暴飲暴食・運動不足などの悪循環は即座に断ち切りましょう。

また、ハマトン曰く、忙しければ良いというものでもなく、本能的に体が休息を求めるときは受け入れるべきと述べている。

だから、疲れたと感じたときは、数分でも休むようにしよう。

1日中、自宅で待ったりすることも良い。

健康であれば、ポジティブになれる。

ポジティブになることで、知的生活への基盤が出来上がるということを頭に入れておきたい。

健康習慣を手に入れましょう。

読書習慣

POINT:スケジュールに優先的に入れ込む

幅広い知識を持っていると、新しいチャレンジをしたときに活きるときがある。

副業としてブログをやっているが、いろんな本を読んで勉強をした。

まったく仕事とは関係の無いことである。

でも、会社の広告や検索エンジンに少しずつ携わるようになって、勉強せずともスラスラ対応できている。

事前に知識があったからこそ、実社会で生きている。

人生の変化は、いくらでも起こる。

大切なのは、その変化に瞬時に対応できるかどうかです。

そのために、読書習慣を身につけるべきなのです。

と言っても、読書が長続きしないという人は多い。

そんな方は、「空いた時間ができたら本を読もう」などと思っていることも多い。

必ず、毎日のスケジュールに読書の時間を入れるようにしましょう。

スキマ時間ではなく、読むのが当たり前というスケジュールにしましょう。

「忙しくて読書できない」という人も多い。

忙しくても毎日、1時間ぐらいの読書はできるはず。

通勤時間・休憩時間・お風呂やトイレのスキマ時間。

むしろ読書をしていないから、変化に対応できてなくて忙しくなっていると思ってほしい!

知識を増やしすぎない

POINT:自分はなんのためにこの勉強をするのか

ちょっと衝撃的な内容だった。

先程、読書習慣について述べたし、『知識はあるだけあったほうが、将来得じゃない!?』と思える。

しかし、言いたいのは自分にとって目的の無い知識は増やしすぎないほうが良いということだ。

※あくまで増やしすぎないということで、ある程度は目的無く知識を増やすことは良いと思う。

大切なのは、自分の目的にあった知識を増やすことに、時間を費やすこと。

そのために、関係のないことに対して、知識を増やすことに時間を費やしすぎないこと。

幅広い知識として留めておくぐらいにしよう。

これから、何かについて勉強するときには、事前に「自分はなんのためにこの勉強をするのか」をしっかり把握してから取り組むべきである。

何をやらないか決める。

POINT:人生は短い

いろんな本でも言われてること。

人生は短い。

偉大な人も全てのことを成し遂げて亡くなった人はきっと少ないはず。

だから、選択肢を狭めて、一つのことを深く学び、人生に活かすことを心がけよう。

一つのことを成し遂げれば、他の人より明らかな差別化ができるし、やりがいも感じやすい。

身近なところでも、やらなくていいことは多い。

仕事で膨大なメールを2時間かけて返答したり、クライアントへの年末年始挨拶もただの挨拶であれば、有意義にならない。

人生は短い。(2回目)

無意味なことに時間を費やさないと誓いましょう。

まとめ(感想)

翻訳本は550ページを超えるボリューム。

でも、エッセンシャル版は大切な言葉を引用して、優しく解説してくれるので、分かりやすかった。

ハマトンを知るなら、まずはこの一冊がおすすめ。

知的に生きて、人生を豊かにする方法が学べた!

知的生活を送るには、もっと健康に気をつけなければと思えた。

知識も増やしすぎて、頭でっかちにならないようにしたい。

常に、目的意識を持って、自分が人生で成し遂げたいことに、時間と意識を集中しようと強く思う。

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