がんばらないことをがんばるって決めた。(著:考えるOL)【要約・書評】

自己啓発

『キラキラなオフィスビルでバリバリ働いて、年収1000万目指すぞー!』

と頑張っても、成功しないことのほうが多い。絶望感を味わい「自分なんて…」と自己肯定感が瀑下がり。やる気を失い、全てが楽しくない。幸せになるために頑張ったのにいつしか不幸になっている。

夢を持つことはとても良いこと。だけど、夢や理想ばかり追い続け、「生きているだけで幸せ」ということを忘れてしまう。

『がんばらないことをがんばるって決めた。』

すごくユーモアのある題名。本書を読んでいくと、著者の考えるOLさんの言葉がグッと刺さる。表現も小説のように比喩表現がとても面白い。

忙しい毎日を過ごし、夢も希望も持てなくなった人たちに、オススメの本です。

「幸せってこんな近くにあるんだ」

「なんか生きることが楽しくなりそう」

そんな気持ちになります。

ちなみに私は下記のフェルミ漫画大学で観て、すぐ本書を購入しました。

書籍情報

著書名:がんばらないことをがんばるって決めた。

著者:考えるOL (著)

出版社:KADOKAWA

出版日:2021/11/12

著者紹介

20代の平凡なOLが「こんなはずじゃなかった人生」と向き合う記録と題してTwitter(@thinkingoodol)を開設。仕事や日常について、ありのままの自分を肯定する言葉が多くの支持を集めている。2020年8月の「今日も会社に行けなかった。まあいいか。生きてるし。」というつぶやきが15万以上のいいねを獲得。日々、心をやわらかくする言葉をつぶやいている。

※本書 書籍情報

目次

第1章 がんばりすぎない仕事との付き合い方
第2章 夢と憧れの手放し方
第3章 ごきげんな日常の歩き方
第4章 自分と他人の見つめ方

要約・書評

自分がいなくても会社は回る

POINT:代替はいくらでもいる。

悲しい現実!(笑)

自分の替えなんていくらでもいるなんて…。

仕事を休んでしまうと会社の同僚・クライアントに迷惑をかけてしまう…

でも考えるOLさんの実体験ですごく考えさせたれた。

考えるOLさんが会社に行くことが嫌になり、始業5分前に仮病で休んだ。そして次の日も休んだ。

そして、2日ぶりに出社したけど、職場は特に何も変わらないことを知って安心したそうだ。

自分の代わりがいくらでもいることを実感したのだ。

私もあった。

人材コンサルティングの営業をしているが、日々多くの業務をこなしている。

そんなときにコロナにかかってしまい、長期休みを取った。

まさか!と思ったし、自分の業務を中途半端にして休んだ。

しかも、私が休んだ前日には新しい営業社員が入社した日で、日々の研修を任されていた。

同僚には申し訳無さを抱きながら、休んでいた。

そして久しぶりに出社したが、特に仕事で変わりはなかった。

同僚が私の業務をこなしてくれたおかげで、滞り無く復帰できた。

自分がいなくても会社が回ると思えば、何かしらのプレッシャーを重く受け止めることも無くなり、仕事のストレスも和らぐだろう。

自分なりの幸せを見つける

POINT:小さいことでも幸せを感じる

「高級な料理を食べた」

「高級なモノを買えた」

だから幸せというわけではない。

著者のように牛丼を食べることが幸せに感じることもある。

大切なのは、日々、小さいことでも幸せを感じること。

人は生きているだけで100点満点だと考えるOLさんは言う。

そう思うだけで人生を楽しめる気がしてしまう。

仕事が面白くないと思えるのであれば、転職するという考えに至ることも多い。

しかし、自分が今この仕事をしていて、「誰かの役に立っている」と思えれば、面白くなる。

幸せはいろんなところに転がっているのだ。

ただ、発見しようとしないだけ。

夢が叶わなくても幸せになれる。

POINT:人生はいろんな道で幸せになれる。

「〇〇大学に合格する!」

と思っても、叶わない夢になることも多い。

「こんなはずではなかった」と思う。

人生はどうなるかわからない。

でも、志望以外の大学に入学しても、魅力的な学びに出会うかもしれない。

素敵な親友に出会い、人生の一部になるかもしれない。

夢が叶えなかったからといって、落ち込む必要はない。

違う道でも自分が望めば、幸せはたくさんある。

仕事も一緒だからね…。

人に認められなくてもいい

POINT:自分の理想を追求する

「上司に認められたい」と思い、上司の理想を自分に照らし合わせてしまうことはよくある。

それは、本当の自分ではないことに気づく必要がある。

きっと「イエスマン」になり、自分の残業が増え続け、家庭を犠牲にしてしまうことにもなりかねない。

「イエスマン」はきっと優しい人間なのだと思うし、承認欲求の塊かもしれない。

自分の身体を犠牲するくらいであれば、ときには人に認められなくても良いと考え、断る勇気も必要。

自分の人生なんだから、社畜にならないで!

人の理想になるより、自分の理想になって!

誰かのために役に立たなくても良いの!

自分の理想を追求して!

まとめ(感想)

偽りの自分を演じて、自分を失ってはいけないことを実感した。

日々の生活で小さな幸せをを噛みしめる人生は、とても有意義。

もっと自分勝手に、もっと自由に生きよう。

考えるOLさんのTwitter

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