怒りっぽい人は、人生で損をします。健康的なところも人間関係的なところも。心穏やかな人の周りには、良い人が集まってきます。心穏やかな人は、他人を変えようとせずに受け入れようとします。心穏やかな人は、日々健康的な生活を送って心を落ち着かせています。すぐカッとなってしまって、感情が出てしまう人は要注意です!この機会に、感情を出さない方法を身につけましょう。
さぁ!怒らないコツを学んでいきましょう!
著者の植西さんは数多くの本を出版しております。私は特に「コツ」シリーズが大好きで全ての「コツ」を読みました!植西さんの本は、特に仕事で悩んだときに読むことが多いです。自己肯定感を爆上げしてくれて元気にしてくれる本がたくさんあります。
「コツ」シリーズは自己メンタル・対人関係など幅広く書かれております。自分が気になる「コツ」を読むだけでも問題ないので、自分の悩みにあった本を選べるのも特徴です!
書籍情報
著書:植西 聰
出版社:自由国民社
出版日:2018 年10 月17日
東京都出身。学習院高等科、同大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、「心理学」「東洋思想」「ニューソート哲学」などに基づいた人生論の研究に従事。1986年(昭和61年)、『成心学』理論を確立し、人々を元気づける著述活動を開始。1995年(平成7年)、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
※本書 書籍紹介より
こんな人にオススメ
- すぐカッとなってしまう
- 感情が出てしまう
- 相手の言動や態度が気に食わないところがある
- 相手を変えようとしてしまう
- 妥協できない部分がある
要約・書評
怒る人は人生で損をする
人が離れていく
感情的な人が自分の周りにいるとすごく気を使いますよね。友人でも言葉選びを気をつけなければならないなんて。できれば、もっとユーモアのある楽しい人と一緒にいたいと思うもの。感情的な人の周りには、仕事もプライベートも人がいなくなります。人は独りでは生きていけません。孤独になることで健康も損なわれます。
心臓病のリスク
心臓病を持つ人には、性格的に、気が短く、イライラしやすく、また怒りっぽい人が多いのではないかと本書では医学的根拠をもとに述べております。思い通りにならない人生にイライラばかりして、過度なストレスをかけてしまうのです。早死する可能性もあることを頭にいれましょう。
相手を変えようとしない
「いつも自分は正しい」と思っている人は、相手の話に納得ができないと論破しようとしたりします。相手にとってはありがた迷惑だし、相手から反論されると、ついカッとなってしまうのです。余計な一言は言わずに、黙って相手の話を最後まで聞いてあげましょう。
何事も妥協できる人は、相手を受け入れることができるし、怒らない人が多いです。「こんな意見もあるんだ。勉強になった」と思いましょう。もし、納得できないのであれば、聞き流すことも大切です。
もし人を叱るときは、感情的になってはいけない
部下にどうしても注意しなければならないときがあります。そんなときは「絶対に!」感情的になってはいけません。ただの権力行使です。今の時代、パワハラだと訴えられるし、あなたの噂は広まります。損しか無いので、冷静に考えてから叱りましょう。
感情的になりそうなときの対処法は、無心になって10秒数える。何も考えないことです。
怒らないための生活習慣
怒りっぽくなる人の特徴は、心の余裕のなさ。日々の生活習慣が影響していることを自覚しなければなりません。
- 笑顔を心がける
- 睡眠時間を確保する
- お風呂に入る
- 空や花を見る
- ゆっくりとした動作
- 本を読む
本を読む
私の特徴は常に穏やかなところ。仕事もプライベートも怒りません。同僚や友人にも「怒ったことを見たこと無い」と言われます。その理由は、紛れもなく読書の習慣があるからです。本を読むことで、自分を客観的にみることができるからです。また、失敗した時もイライラせず、本で解決しようとします。自分を客観視できるようになることで、心に余裕ができて、怒りの感情がでないようになります。自分をある程度、俯瞰的にみれるのです。
まとめ(感想)
怒ることで人間関係も健康も損します。心の余裕を持ち、相手を変えようとせずに、受け入れることを心がけましょう。叱る時も絶対、感情的になってはいけません。日々の生活でも、イライラしない習慣を身につけていきましょう。
目次
第1章 怒りは人生に災いをもたらす
第2章 良き人間関係のために、怒らない
第3章 とっさの怒りを静める方法とは
第5章 心に余裕を持って生きる
第4章 怒らないための生活習慣
第6章 リフレーミングによって、怒りを静める
第7章 メタ認知能力をアップする
第8章 コミュニケーション能力を高める
第9章 あえて争わない、言い返さない
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