【おいちょ】おもてなしのコツ 「禅の言葉」が教える95の気遣い(著:植西 聰) 要約・書評

自己啓発

「おもてなし」…

『正直に、誠実に、心から大切な人を迎える」

日本は「おもてなしの国」!!世界からも認められています。

私自身は「おもてなし」っていったい何なのか?

「おもてなし」の行動とは何なのか?

一切知りませんでした。この機会に本書を読んで、すごく勉強になりました!

「おもてなし」ってビジネス・プライベートでも通じる日本の素晴らしい文化なのだと。日本の文化でもある「おもてなし」の行動を学んで、ビジネス・プライベートに活用していきましょう!

さぁ!おもてなしのコツを学んでいきましょう!!

著者の植西さんは数多くの本を出版しております。私は特に「コツ」シリーズが大好きで全ての「コツ」を読みました!植西さんの本は、特に仕事で悩んだときに読むことが多いです。自己肯定感を爆上げしてくれて元気にしてくれる本がたくさんあります。

「コツ」シリーズは自己メンタル・対人関係など幅広く書かれております。自分が気になる「コツ」を読むだけでも問題ないので、自分の悩みにあった本を選べるのも特徴です!

書籍情報

著書:植西 聰

出版社:自由国民社

出版日:2014年9 月15日

東京都出身。学習院高等科、同大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、「心理学」「東洋思想」「ニューソート哲学」などに基づいた人生論の研究に従事。1986年(昭和61年)、『成心学』理論を確立し、人々を元気づける著述活動を開始。1995年(平成7年)、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。

※本書 書籍紹介より

こんな人にオススメ

  • おもてなしを学びたい
  • 人間関係を良くしたい
  • 他人を第一印象で判断してしまう
  • 静かな心を持ちたい

要約・書評

過剰なおもてなしはせずに、相手の望むおもてなしをする。

学生時代に居酒屋のアルバイトをしておりました。仙台駅の新幹線乗り場近くの居酒屋で働いたので、お客さんの層もビジネス層が多く、新幹線を待つ間のお偉いさんの接待をしている姿を何度も見たことがあります。そんななかで、すごく気を遣って褒めまくっている姿を見てましたが、お偉いさんのなかには、そこまで喜んでいない人もいました。(20歳でしたが心理学の本もひたすら読んでいたので、このお偉いさんがどう捉えれているかは客観的にみることができてました)。衝撃だったのが、お偉いさんが、新幹線の時間になり、テーブルから立ち去る瞬間に全員が立って「ありがとうございました!」みたいな感じて送り届けていたときが衝撃でした。それは、静かな雰囲気で他のお客様がいる前で大の大人が大声でお辞儀して、そんな媚びて恥ずかしくないのかと思ってしまったのです。そのお偉いさんも人によってはまわりに迷惑をかけるから辞めてほしいと思うかも知れません。

過剰なおもてなしは、相手にとっても迷惑です。まずは、おもてなしの基本として、相手の性格や場所を選んで、臨機応変におもてなしすることが大切です。相手の気持ちになって、おもてなしをすることが真のおもてなしです。決して、媚びないこと。

人の「清らかな心」を引き出すのが、最高のおもてなし

その場の雰囲気に合わせたおもてなしをすることが大切だと述べました。次は「人を生まれ変わらせるおもてなし」を目指すことが最高のおもてなしです。

お迎えする人の内面に秘められた「仏のような清らかで、正直で、やさしい性質」を導き出してあげる。

基本的におもてなしはできるだけ静かな環境でいることをオススメします。ストレス社会のなかで、自然な環境に身を置くことで、心に安らぎを与えて、リフレッシュすることができます。相手を招待したときに、質問攻めや話し過ぎなどをせずに、静かな雰囲気を楽しむことを心がけましょう。

自分の心を清らかにすれば、おもてなしの心もより一層高まる。

自分の心に余裕がないと、せっかくのおもてなしの際に、イライラしてしまう可能性もあります。そうなったら、台無しになります。自分の心を落ち着かせた上でおもてなしをしましょう。

自分の心が安らいでいてこそ、人の心を安らげられる

また初対面の人に関しても、自分の固定概念で第一印象を決めないようにしましょう。特にマイナスな印象を持ってしまって、態度に出てしまわないようにしましょう。誰に対しても平常心を持って、接するようにしましょう。自分の心を乱していては、真のおもてなしはできません。

まとめ(感想)

「おもてなし」は「正直に、誠実に、心から大切な人を迎える」。自分が相手と話すときに、いかに「おもてなしの心」が無かったな〜と感じました。もっと、相手に集中し相手の話を聞かなきゃ!と思いました。「一期一会」をモットーに、一緒にいてくれる人と大切な時を過ごしたい。そんな想いです!

目次

第1章 「心から心に通じていくもの」を大切にする

第2章 人と共に過ごす 「この時」を大切にする

第3章 無心となって人に会い、無心となって人をもてなす

第4章 できる限りの心をこめる

第5章 静かな心の交流を感知しあう

第6章 心と心のふれ合いを大切にする

第7章 美しい自然を生かしたおもてなしをする

第8章 自分らしく相手の心を魅了する

第9章 ひと言の挨拶、一杯のお茶に心をこめる

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