【おいちょ】できるリーダーの仕事のルール[新版]-The Rules of Manage-(著:リチャード・テンプラー)要約・書評

ビジネス

過労死が社会問題になり、企業の社会的責任はより一層重いものになってきました。

そんななか部下を時間内に成果を出すためのマネジメント能力が徐々に問われる時代になってきたのでは?と思います。

自分の会社でもっと昇進したいと考える人には、絶対必要になる能力は「マネジメント能力」

役職ついている人には絶対役に立つ本書ですし、役職のついていない人でもいずれ必要になります。

※自己管理もマネジメントの一つです。

リチャード・テンプラーさんの人生ルールシリーズは数多く出版されてます。仕事やお金、人生のルールなど。全てを読みましたが、どれも大切な話が多すぎます。私の愛読書の本棚軍にあるぐらい「人生において重要なルール」を学べます。

ちなみに光沢のある表紙で高級感あります♪

書籍情報

著書:リチャード・テンプラー

出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

出版日:2018年7月30日

旅行代理店、スーパーマーケットチェーン、レストラン、カジノ、大学自治会など、幅広い分野で30年を超えるマ ネジャー経験を持つ。2003年に出版社 White Ladder Press を創設。わずか4年で「イギリスで最も成功した出 版社」と呼ばれるまでに育て上げた。Rulesシリーズは 50言語で翻訳される世界的ベストセラーになっている。著書に『できる人の仕事のしかた』『できる人の人生の ルール』『できる人の考え方のルール』『上手な愛し方』 (以上ディスカヴァー刊)などがある。

※本書 書籍紹介より

こんな人にオススメ

  • 部下を(1人でも)持っている
  • チームの士気を上げたい
  • チームが思うように成果が出ない
  • 自分の時間管理をもっと効率的にしたい

要約・書評

私が感動したルールを書いていきます。

1.非現実的な目標から部下を守る

マネジメントをする上で大切なことは、目標設定。目標設定にも注意しなければなりません。

あまりにも現実不可能な目標設定は、部下のモチベーションを下げてしまいます。なぜなら、目標達成できる可能性が低いからです。

「売上を前月から3倍にするぞ!」

根性論にも限度があります。

最高の能力を発揮してできる範囲

チームの能力を考えつつ、その範囲で達成できる範囲をちょっとはみ出したくらいが良いかもしれません。達成できる範囲にしてしまうと、チームは達成できる限度しかパフォーマンスをしなくなるからです。

達成見込みが100%だとしたら110〜120%が良いかもしれません。

2.自分の重要さを知る

なぜ、重要さを知らなければいけないのか?

それは、メンバーがあなたを見本にする可能性があるから。

あなたが、会社の愚痴をこぼせば、チームに伝染します。そして、モチベーションも下がります。

常に見られていることを意識をして振る舞いましょう!

3.部下にできるだけたくさん仕事を任せる

「お願い事をしにくい・・・」

結構、みなさん思っていることかもしれません。

リーダーになるということは、部下に自分の業務を振って動かすことも重要です。

リーダーは、チームの全体的な計画に集中しなければなりません。売上低迷の理由を探ったり、チームの進捗状況を確認とともに修正したり。

最前線で動くことも良いのですが、なるべく全体的な計画に時間を使いましょう。

4.個人の違いを尊重する

私の大好きな漫画「ワンピース」!

主人公の麦わらの一味のメンバーにはそれぞれ役割があります。

ルフィー:船長 / ゾロ:戦闘員 / ナミ:航海士 / ウソップ:狙撃手 / サンジ:コック / チョッパー:船医 ・・・・。

全員に果たすべき役割があり、特徴があります。それぞれが、個人の違いを尊重しているから味が出る漫画になります!

少し脱線しました。

リーダーに大切なのは、相手に合わせて接し方をかえ、それぞれに合った仕事の役割を認めてあげることです。

部下が顧客と無駄話が多い→成果を出しているのであれば尊重してあげましょう。

4.ほめて、やる気を引き出す

部下が何かいいことをしたのであれば、素直に褒めましょう!

そうなると、部下のモチベーションも上がりますし、次もチームに貢献しようと思うようになります。

褒め方は、シンプルで良いです!詳しく行ってしまうと、部下から「なんか媚を売ってる??」と思われるかも?

5.自分の時間を大切にする

リーダーに大切なことは、自分+チームの時間管理です。

自己管理が雑であれば、もしかしたら残業が多くなり、身体を壊してしまったら、長期休暇になってしまう可能性もあります。リーダーがいないチームは崩壊しかねません。

チームの時間も意識しましょう。特に会議です。目的が曖昧のままスタートした会議は、長引きます。

メンバーが仮に6人いたとして、30分の無駄を生んでしまったら、6人合わせて3時間の無駄になります。明らかな無駄な人件費になります。

チームには時間を意識する習慣をもたせることが大切です(自分にはどれぐらいの時給がかけられているか意識させましょう)。

部下の残業は、あなたの責任と思って行動しましょう。

6.自分の健康に責任を持つ

「5.自分の時間を大切にする」に触れたように、身体に健康を配りましょう。リーダーが不調になることで、メンバーは不安になります。『常に』心配されている、リーダーは失格です。

  • 十分な睡眠をとる
  • くよくよせず、常に笑顔でいる(元気は心のケア)
  • 定期的に運動する
  • 飲酒はほどほどにする
  • タバコは吸わない

7.決断する

部下に判断をゆだねられたときに、リーダーが「ん〜。ん〜。どっちがいいかな〜。ん〜。ねぇ〜どっちがいい?」。

→「どっちがいいか こっちが聞いとるんじゃ!」と思いますね。

みたいな曖昧な言葉を発してはいけません。リーダーであれば、これまで蓄えた知識や経験を元に、早めに決断しましょう。

私も感じるときがあるのですが、リーダーに相談しに行ったときに、だらだらと話されて、何も解決しないままずっと立って待っていること。本当は、さっと回答してほしいと思うものです。

寄り添う気持ちは嬉しいですが、部下からある程度の情報を聞けたら、即決断しましょう。

まとめ(感想)

リーダーは、自分+チームの時間管理をすることに意識をしていかなければなりません。

そして、リーダーは部下に仕事を任せて、今後の計画を練ることに時間を費やすことが大切です。

マネジメント能力は、今後さらに大切な能力になっていきます。

みなさんも、本書でぜひ勉強していただければと思います。

目次

第1章 チームをマネジメントする36のルール

第2章 自分をマネジメントする70のルール

第3章 起業した人のための10のルール

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