なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (著:二村ヒトシ)【要約・書評】

本の題名がいろんな方に刺さる本ではないかなと思う…。

愛してくれない人を好きになる。追いかけても追いかけても振り向いてくれない。結果的に体だけの関係になってしまって、逃げられて傷つく。それでも二人目のパートナーでも良いと思ってしまう。反対に、好きでもない人から好かれてしまう。

恋は不条理だ！なんでこんなにボタンの掛け違いが起こるんだ！と怒りと悲しみを覚えてしまう。

前向きに考えると恋愛ってこんなことがあるから色々経験できて自分を強く出来ると思えるから素敵だな〜と思う。しかし、願いは叶えたい。でも叶わない。

そんなときに本書【なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか】を読んでほしい！

AV監督の二村ヒトシさんが贈る、決して侮れない恋愛書。

さぁ、要約していくヤ〜！

書籍情報

書籍名：なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

著者名：二村ヒトシ

出版社： 文庫ぎんが堂

出版日：2014/4/10

目次

要約・書評

なぜ「愛してくれない人」を好きになるのか？

※自己受容：「ありのままの自分」を受け入れること。

なぜ「愛してくれない人」を好きになるのか？

それは、自己受容が低いから。自己受容が低いということは自分には価値がないと思ってしまう。そんな自分の心の穴を相手で埋めようとしてしまうから、自分に無いものを強く欲してしまう。だから、自分のことを好きになってくれない人がまともに思えて、その人を好きになる。常に自信がない分、相手に魅力は伝わらず、好きにならない。その結果、更に恋愛に対して恐怖を抱き、負のスパイラルに陥ってしまう。

また、惚れっぽい人の心理は常に自分を変えてほしいと思っている人だとも言います。自ら変わるのは怖いから、相手の力を借りて変えたいと思ってしまう。【恋をした】＝【今の自分に満足していない（自己受容が低い】という感じです。

反対に、好きでもない人に追いかけられてしまう人もいますね。

追いかけられると逃げる心理

①見下し型

「私はこの程度の男に好かれて付き合うなんてイヤ！」とその男性を格下と思ってしまうこと。「もっと私はポテンシャルのある男性と付き合う権利がある」みたいな考え。

②怖がり型

「好きになってくれるのは嬉しいけど、この人が好きになった私は本当の私ではない」と仮面を被っている自己受容が低いこと。「本当の私を知ったらきっと嫌いになる」と思ってしまう。

どちらも同様ですが、「自分のことが嫌い」だからなんです。愛してくれない人を好きになる人・好きでもない人から好かれて嫌になる人どちらも根本は同じなんです。

うまくいく恋愛

①自分を愛することから始める。

自分の心の穴を相手で埋めようとしないことが大切です。まずは自分を好きになるように努力することです。外見を整える努力も大切ですが、ポジティブマインドを身につけることはもっと重要です。

詳しくは【美人マインド】を参照していただけますと嬉しいです。

美人マインド きれいになる人の40の考え方(著:今村 大祐)

決して、寂しいとか可愛がってほしいなどの自分の心の穴を相手で埋めようとしないことです。

②「男目線」でハードルを上げない。

男性はAV・男性誌などでセクシーで可愛い女性をたくさん見ています。女性はそれを見て「私なんて…」と比べて自己肯定感を下げないようにしましょう。人それぞれ良い部分はありますので！誰でも光る部分があります。

③見返りを求めない

料理・プレゼント・セックスなどで相手が喜ぶことを行って「私はこれだけしたのに！なんであの人は何もしてくれないの！？」と思うこと。よ〜くありますね。恋愛以外もそうですが、相手を変えることってかなり難しいです。だから、相手が自分の思うように動くと勘違いしないようにしましょう。

むしろ、相手に対して行動したこと自分の行動に喜びを持ちましょう。「私は相手にこんなことをできて幸せ！」みたいな。そんな難しいことできるか！！と思われますが、自己肯定感が高くなればなるほど、可能です！

④男性としっかり向き合う

自己肯定感が低いと、恋愛は受動的になります。イケメンが降ってこないかな〜なんて思ってしまうのです。男女ともにそんなことを思っている他力本願な恋愛には待っていてもなかなか来ません。その原因の１つが、相手を愛そうとする努力をしないことです。

マッチングアプリでは【女性は無料】で【男性は有料】という会社は多いです。男性は有料なので、必死になって相手にアプローチを行います。結果的に、男性が女性を追いかける恋愛が成り立ってしまいます。それはそれで良いのですが、女性としては全て待ちの姿勢になります。「男性が誘わない限り、私は会いません」という謎のポリシー。全ての女性がそうではないのですが、多いことも事実です。その姿勢は、男性にも伝わります。男性もそんな姿勢に気づいて、結果的にその女性へのアプローチをやめます。男性だって誘うことは勇気がいりますから。だから、一生懸命、愛そうとする努力をすることです。逃した魚が大きい可能性があることを頭に入れておくべきかもしれません。

まとめ（感想）

恋愛をしたいのであれば、まずは自己受容を上げること。ありのままの自分を受け入れて満足すること。

自分としっかり向き合い、他力本願や依存的恋愛から抜け出すことです。自分を愛することができるようになってから恋愛をすることがオススメです。

合わせて読みたい本

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