書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される(著:古川武士)【要約・書評】

自己啓発

深く考えずに書き出してみる。その行動が自分の価値観であり目標であるかもしれない。

人は常に悩みを抱えていますね。

「会社の人とうまくいかない」/「仕事の成績があがらない」/「恋人ができない」/「子供が言うことを聞かない」/「休みの日になりたいことない」/「お金の不安が消えない」

もっと大局的にこう考えたり。

「私の人生の存在意義はなに?」/「生きる意味ってなに?」

いろんな悩みを抱えることは多いです。ときには悩みのモヤモヤも分からず、漠然と悩んでしまうこともありますね。何に悩んでいるか分からず悩むみたいな…。人間つらい。ワンちゃんやネコちゃんになりたい!など思ってしまったりね。

この問題は本書【書く瞑想】で解消できます!

私は数ヶ月実施してみてみました。仕事・恋愛・お金などの複数の漠然とした悩みを抱えていたので(笑)結果的に、悩みは解消されました!そして、前向きに新しい目標ができて、それに向かって努力をしており、毎日が楽しくやりがいを持って過ごしてます。昔より笑顔が増えたのは本当に嬉しいです。あとはなんとなく、周りの人も明るくなって自分の取り巻く環境も好循環になっています。

瞑想と聞くと、なんか堅苦しくハードル高そうなんて思うかもしれません。いえいえ、決してそんなことはないです。

すごく簡単です!準備するのはノートとペンのみ。それだけで、人生は変わります。

習慣化コンサルタントの古川武志さんの【書く瞑想】。私なりに本書の重要な部分を要約しますヤ〜!

書籍情報

書籍名:書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される

著者名:古川武士

出版社:ダイヤモンド社

出版日:2022/1/12

著者紹介

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役。
関西大学卒業後、日立製作所などを経て2006年に独立。5万人のビジネスパーソンの育成と1000人以上の個人コンサルティングの現場から「習慣化」が最も重要なテーマと考え、日本で唯一の習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。オリジナルの習慣化理論・技術をもとに、個人向けの習慣化講座、企業向けの行動変容・習慣化研修を行っている。真の自己実現の鍵は書くことであると考え、著者自身の経験と豊富なコーチング経験から、「感情ジャーナルメソッド」を開発。活用した体験者から「人生が変わった!」「やりたいことが見つかった!」という声が寄せられている。主な著書に、『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(以上、日本実業出版社)、『マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣』『力の抜きどころ』(以上、ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがあり、21冊95万部を超え、中国・韓国・台湾・ベトナム・タイでも広く翻訳されている。NHK「ごごナマ」を始め、TV・ラジオ・新聞など150のメディアに出演している。

目次

■はじめに──やることばかりのカオスの毎日から脱出する
■第1章 書いて、整える──「感情ジャーナル」の自己整理効果
■第2章 考えない。呼吸するように書く──「書く瞑想」の書き方
■第3章 出す、分ける、変える──「書く片づけ」の3ステップ
■第4章 書いて、結晶化させる──月1回の振り返りジャーナリング
■第5章 書き出すと、変わっていく──「感情ジャーナル」書き方の実践例
■第6章 習慣にすると、進化する──思考・行動・感情を統合させる

習慣化コンサルタント株式会社

習慣化コンサルティング 東京 港区
習慣という本来備わる素晴らしい機能を使い...

書く瞑想のメリット

POINT

①心が整う

②生活が整う

③人生が整う

結論は、頭の中のごちゃごちゃを整理して、良い習慣を取り入れることです。

ほとんどの人は頭の中はごちゃごちゃで整理されていないのです。それを解消するためには書いて見える化を行い、頭の中を整理することです。

書く瞑想をすることで下記のメリットがあります。

①心が整う

日々の悩みが浄化されていきます。小さいことでも悩んでしまうことって多いですよね。それは、小さいことにちゃんと向き合わないから、自分の中でその悩みが大きくなってしまうのです。実際、その悩みは本当に小さく大したことではないことを書き出すことで分かってくるのです。

②生活が整う

日々のストレスは睡眠・食事などに影響を及ぼします。書く瞑想でストレス軽減を行い、生活を変えていくのです。そして、日々のスケジュール管理も書く瞑想で行えるので、時間効率にも繋がります。

③人生が整う

書く瞑想を続け、振り返ってみると自分がどんな価値観を持っているか分かってきます。「人生の目標」が明らかになっていくことで、日々の行動習慣は変わってきます。

最後に瞑想について書きます。

自分を感じながら書くことは、すなわち瞑想です。瞑想的に書くことで、大切な感情に気づき、自分を見つけて、生活・人生を豊かなものにすることができます。

※本書 P16

書く瞑想の手順

POINT

STEP1 書く瞑想

STEP2 書く片付け

STEP3 書く習慣化

STEP1 書く瞑想

朝の15分から書いていくことをオススメしております。できれば、1分間の瞑想をしてからスタートしましょう。

あとは1日の出来事で起こったマイナス感情とプラス感情のどちらも書いていきます。

ここで重要なのは、思いつくままに本音で書くことです。マイナス感情も素直に書きましょう。マイナス感情を書かないと漠然として頭のごちゃごちゃが整理されません。また、マイナス感情と向き合わないと無感情な習慣がついてしまうかもしれませんので、必ず書きましょう。

そして、その思いのまま書いたことを読み返して、客観的にセルフトークを深層を探りましょう。

私の例です。

感情:仕事の後輩が思うように動いてくれず、業務を希望通り遂行してくれなかった。

セルフトーク:私の言い方が悪かったかもしれない。いつまでに終わらせてほしい旨の締め切り設定をしよう。そして、その業務をなぜ頼んだかも一緒に伝えてあげよう!

まずは、日々、ひたすら書いていくことです。何も考えずにひたすら書くのです。書くのがめんどくさいし、時間がもったいないと思ってしまうかもしれませんが、意外に何も考えなければ、すらすら書けますし、書くメリットのほうがたくさんあります!

STEP2 書く片付け

STEP1の書く瞑想でひたすら自分の感情を書いてきました。そこから、分ける行動に移しましょう。

自分の「感情基準」を持って判断していきましょう。感情基準の例は下記です。

・好きか・嫌いか?

・やりたいことか、すべきことか?

・乗るか、乗らないか?

・楽しいか、辛いか?

・ワクワクするか、しないか?

・自分に合っているか、合っていないか?

・心のそこから深く求めていることか?

大切なことは、書いた内容を見て、感情として不要なことを減らす作業です。家の余計な物を捨てる断捨離のようなものです。見返していくうちに、自分はこんなことに価値観を持っていたんだ〜と思えます。

私の例ですが、2週間の振り返りを行いました。そしたら、部下に対する思いが多く書かれておりました。書かなければ気が付かなったことでした。そこから、部下育成について積極的に考えるようになり、部下が気持ちよく働いて、会社の業績もあがるチームをつくるように努力するようになりました。その結果、部下もいつもより楽しく働いていると感じ、仕事の充実感を抱くようになりました。いずれ、別の会社で人事労務やチーム育成の仕事に就きたいとも少し思っている段階です。

人の価値観は人それぞれです。家族・仕事・趣味でも良いですし、感情のような挑戦・自由・安定・平和・美・成功などの価値観でも大丈夫です。

とにかく書いたことを振り返り、自分の感情に気づくことです。そして、そこから新たな目標が明確になって、一日一日を目標を持って有意義に過ごせるようになります。

また、自分のスケジュール管理にも有効です。土日にYou Tubeを観すぎたな〜という感情を発見できれば、You Tubeを観る時間を減らそうと思えますので、価値観の発見とスケジュール管理というところでメリットがありますね!

STEP3 書く習慣化

習慣化はSTEP1・2を続けていき、自分の究極を目指すことですね!書き出し振り返りを設けることで、徐々に自分の変化に気がつくようになります。

その変化は、もしかしたらオーラで出るかもしれないですし、お金になって返ってくるかもしれません。ふと友人との付き合いが楽しくなるかもしれません。精神面が以前に比べて落ち着いていると思うようになります。書く習慣はそこまでハードルは高くはないのに、自然に自分の成長に繋がっていることに気がつくと思います。

まとめ(感想)

何度もお伝えした通り、書く習慣や瞑想は非常にシンプルで誰でも実践可能です。

テクニックは不要です!思いのままに自由に書いてください!

重要なのは自分の心と向き合って気づきを得ること。そして、人生の目標を明確にして、日々努力していき、有意義に過ごすことだと思います!

「自分らしさとは何か?」

「真の自己実現とは何か?」

「幸せとは何か?」

今すぐペンとノートを手に取り感情を書いていきましょう!

漠然とした悩みを解決できる本書【書く瞑想】をぜひ手にとっていただければと思います♪

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