
就職前に読んでほしい本。
だけど、「転職したい」と「仕事に悩んでいる人」こそ!読んでほしい本。
『仕事で何が大切なのか?』
ということを考えさせられる本だった。
そして、「よし明日から仕事を頑張ろう!!」とやる気が出る本だった。
だから、「明日仕事だ〜」と思ってしまう休みの日には定期的に読んでほしい本。
どこに就職するかではなく、どう生きるか。
仕事は入口より出口が大切
今の自分が社会に貢献できて成長できることが大切なのです。
『ユダヤ人大富豪の教え』などベストセラーを多く出版している本田健さんの本。
人気の10代〜60代にしておきたいシリーズなども人気のシリーズ。
さぁ、要約していく!
書籍情報
著者:本田 健
出版社:だいわ文庫
出版日:2012/4/12
著者紹介
神戸生まれ。経営コンサルティング会社、ベンチャーキャピタル会社など、複数の会社を経営する「お金の専門家」。独自の経営アドバイスで、いままでに多くのベンチャービジネスの成功者を育ててきた。育児セミリタイア中に書いた小冊子「幸せな小金持ちへの8つのステップ」は、世界中130万人を超える人々に読まれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※amazon 著者紹介より
目次
1.自由人になるか、不自由人になるかを決める
2.社会のしくみを知る
3.どの業界で生きるかを決め、専門知識を蓄積する
4.一流、二流、三流のどこに行くかを決める
5.自分の天才性を意識する
6.仕事がもたらす5つの喜びを知る
7.人生を大きく変えてくれる「メンター」を探す
8.一生続く人脈をつくる
9.自分に先に投資する
10.お金と時間をどう増やすのかを考える
11.仕事とプライベートの板ばさみに注意する
12.友だちに助けてもらう
13.父親と和解する
14まさか!に備える
15.運のコントロール法について学ぶ
16.まわり道を楽しむ
17.幸せについて考える
本田 健 〈公式サイト〉

要約・書評
大好きなことを仕事にする
POINT:仕事は人生の一部だよ
正社員であれば、1日8時間ほど働く。
つまり、一日の1/3の時間を費やす。
そうなったら、仕事をネガティブに捉えるより「楽しい!」と思える状況にしなければばらない。
そこで、まず大切なのは、自分は何が大好きであるかを考える。
そして、『好き』を仕事にしようと努力すること。
好きなものは情熱を持って取り組めるよね。
家族のことやお金のことが弊害となり、好きなことを仕事にすることを躊躇してしまうのは分かる。
でも、自分の人生なのだから、ぜひ大好きなことに取り組んでほしい。
一生、その業界から離れない覚悟
POINT:常にベストを尽くす
大げさかもしれないけど、でもそう思う。
どの状況下でも常にベストを尽くすということだ。
大抵の人は、大手企業を目指すしがち。
特に新卒は、まだ業界を知らないから、とりあえず”安定の”大手企業を目指す。
目指すのは良いことだけど、ちゃんと自分がやりたいことができるかどうかは見定めてほしい。
人材会社で勤務している私だが、就職の相談をされるときに履歴書を見る。
そのときに、大手企業で働いている人でも、すぐに辞めるケースも多い。
華やかな暮らしを想像していたが、会社の雰囲気も最悪で、月100時間の残業は当たり前など、自分が思っていたものと違っていたのだ。
だから、大手企業に入れなかった人は、落ち込まなくて良い。
正直、大手企業だからって5年後どうなっているかわからない。
反対に小さい企業が時代の波に乗って、有名企業に成長するかもしれない。
だから、大切なことはどの会社に勤めてもどの業務に携わっても、常にベストを尽くすことだ。
すべてがいい加減な人は、どこに行ってもダメだ。
だから、時代が変わって自分の会社が倒産しても、どこに就職しても重宝される人になること。
本田さんが言いたいのは、仕事をマイナスに捉えず、とことんベストを尽くす。そして仕事という人生を楽しむこと。
だから、極端だけど、仕事先はどこでもいいんだと私は思う。
人を喜ばせることを大切に
POINT:「自己満足」の蓄積
大変残念なことですが、世の中には、仕事の喜びを知らないまま、なんとなく毎日仕事をしている人がたくさんいます。
※本書 P80
仕事の喜びとは…
「人とつながる喜び」
「自分が成長する喜び」
仕事をしているから、人と繋がれるってことは多い。
会社の人・クライアントなど人との繋がりって仕事で得られることも多い。
一緒に仕事をする仲間がいて、お客様にサービスを提供する。
そして、お客様から感謝される。
仕事をしていて一番嬉しいことは、「ありがとう」と感謝を言われることだと思う。
自分が努力したことが、相手のためになるって素敵なこと。
そして、人のためになることを一生懸命していくと、自分が成長できていることを実感できる。
大人になると成長を実感しにくい。
でも、仕事では知らず知らずのうちに成長しているのです。
そこに気がついてあげましょう。
人を喜ばせたこと・自分が成長したことという「自己満足」を蓄積していって、どの会社で楽しめる人生を送りましょう。
まとめ(感想)
就職する前にどうしていくべきか必死に考える。
でも、もっと重要なのは、就職してから。
どの会社に勤めてもどの業務に携わっても、常にベストを尽くすことだ。
ベストを尽くすためにはモチベーションを常に高くしていなければならない、
そのために、人を喜ばせたこと・自分が成長したことという「自己満足」を蓄積していって、仕事を楽しむ。
『仕事は人生を楽しくするためにあるもの』
仕事は、失敗・成功の繰り返し。
そして、自分の人生は鮮やかでカラフルな色になっていく。
みなさん、お仕事お疲れ様です!
みなさんの頑張りが誰かの幸せに繋がっています!
これからも頑張っていきましょう!
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