悩みの多い30歳へ。(著:キム・ウンジュ)【要約・書評】自分らしく成功する思考法

悩みは短く、行動は早く。

30歳は、その気になれば成功できる年齢。

今からでも遅くない。

最初の1歩を踏み出そう。

※本書　冒頭より

30歳になった私。少しずつ今後の仕事の方向性に悩み始めた。このまま今の仕事をするべきか転職するべきか。将来のためにどれぐらいお金を貯めるべきかなど、あ〜だこ〜だ悩んでいる。

本書『悩みの多い30歳へ。』を読んで、悩むこと以前に、行動力が足りないと思った。

著者のキム・ウンジュさんは韓国出身で25年で10回の転職経験があり、韓国・アメリカの大手企業でグローバルに活躍している。特に米グーグルで首席デザイナーに上り詰めた女性である。キム・ウンジュさんも若い頃に悩んだ経験を書いた本である。

30代にオススメな本。絶対読んでおいて損はない！

さぁ、要約していくヤー！

書籍情報

書籍名：悩みの多い30歳へ。世界最高の人材たちと働きながら学んだ自分らしく成功する思考法

著者：キム・ウンジュ

翻訳：藤田 麗子

出版社：CCCメディアハウス

出版日：2023/3/29

目次

要約・書評

準備は整っている

まずは念頭に入れておきたい言葉だ。

30代は30年間生きてきて多くの経験をしてきている。学生時代を過ごし、社会人を10年ほど経験している。もうたくさん経験している。

著者のキム・ウンジュさんは英語があまり話せないままアメリカに飛んだ。右も左も分からずに。でも、なんとか努力を積み重ねて、アメリカでの生活に馴染めた。

そもそもチャンスは準備ができていないときに訪れることも多い。急な昇進だったそうだ。いつ会社のトップに立つかどうかわからない。

でも、やってみたら意外とうまくいくのだ。実際、自分の気持ち次第でなんとかなることも多い。

完璧な準備ではなく、アクションを起こす【勇気】を持つことだ。

ダメでもともと、無理ならいいやの精神で取り組もう。

短く悩んで素早く行動

人は悩むから用意周到に準備をし始める。しかし、前述した通り、準備は整っている。

下記を頭に入れておこう。

人はあ〜だこ〜だ想像を膨らませて、悩み始める。自分が生み出した悩みの種が芽を出し始める（私だ）。

人はあまりにも数年後の未来を見すぎている。数年後の未来は漠然としているから、未知で悩むのだ。

まずは、足元を見よう。自分にできることを悩むことだ。悩むのであれば、その悩みが直撃したら悩む。そもそもその悩みに決定権が無いのに悩むでも無意味である。

「今後の働き方をどうしよう。」と思うのであれば、今すぐ人材会社に登録して面談に行ってみること。

「副業やりたいけどどうすればいいんだろう。」と思うのであれば、今すぐサーバー契約してブログを初めてみること。

「あの子のこと好きなんだけどどうすればいいんだろう」と思うのであれば、今すぐデートに誘い出そう。

恐れず自分の道を

30代は自分の培った経験を活かせる年齢。その反面、20代に比べて社会的地位も上がったり、守らなければいけない家族がいたりすることで、失敗への恐怖は大きい。そして、小さい頃から親や先生に、人と行動を合わせないなど平凡に生きることを口酸っぱく言われてきた。

30代でもまだまだチャレンジできる。30代の失敗はそんな損失はないと考える。

ぜひ、他人が歩んでいない道・他人が失敗した道を切り開いていくこと。

まとめ（感想）

30代は準備は整っているから、短く悩んで素早く行動することだ。悩みが少なくなると、失敗への恐怖も無くなり、行動力が増えていく。小さい行動でも複利のように大きくなる。自分の道を果敢に切り開いていこう。

合わせて読みたい本

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