ポジティブな感情でいることで、日々幸せを感じられます。そのために大切なことは、それは日々の生活で「満足感」を得ること。
「満足」を得るためには、自分の捉え方次第。
100円のお寿司を「おいしい」か「おいしくないか」判断するのは、あなたの舌ではなくて、考え方です。たしかに、自分のこだわりあるおいしい味はあるので、無理に「おいしい」なんて言う必要はないですが、少しでもおいしいと思えるなら、心の底から笑顔で喜んでみましょう!
人生は思い通りにいかないものです。思い通りにいかないからこそ、楽しいのです。思い通りにならないからこそ、自分の捉え方をポジティブに変えて満足することができるのです。
者の植西さんは数多くの本を出版しております。私は特に「コツ」シリーズが大好きで全ての「コツ」を読みました!植西さんの本は、特に仕事で悩んだときに読むことが多いです。自己肯定感を爆上げしてくれて元気にしてくれる本がたくさんあります。
「コツ」シリーズは自己メンタル・対人関係など幅広く書かれております。自分が気になる「コツ」を読むだけでも問題ないので、自分の悩みにあった本を選べるのも特徴です!
書籍情報
著書:植西 聰
出版社:自由国民社
出版日:2020年5月15日
東京都出身。学習院大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、「心理学」「東洋思想」「ニューソート哲学」などに基づいた人生論の研究に従事。1986年(昭和61年)、『成心学』理論を確立し、人々を元気づける著述活動を開始。1995年(平成7年)、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
※本書 書籍紹介より
こんな人にオススメ
- 幸せを感じにくい
- 仕事でやりがいを感じにくい
- 自分の目標が高い
- ネガティブ思考
要約・書評
満足は100パーセントではなくても良い
心の底から、嬉しかったこと・感動したことがだけが満足とは限りません。本書では「80パーセント幸福主義」と言っております。どうしても全力を出しても100パーセントに届かないこともあります。全力でやっても満足できないと、「自分ってダメなんだ」と自己肯定感が下がってしまいます。だから80%でも満足できるようにポジティブになりましょう。そしてわずかなことでも満足できれば、更に良いでしょう。
また、他人に対しても80パーセントぐらいを意識しましょう。仕事でも部下に指示したことが思い通りいかないこともあります。そんなときは80パーセントくらいできれば褒めてあげましょう。
過去を否定的に考えない
過去の出来事に対して後悔することって多いと思います。後悔することで満足できないときもあります。「後悔しない」ことも意識しましょう。最悪のケースでトラウマにしないように注意してください。後悔もポジティブに切り替えましょう。「失恋した」→「とても良い出会いだった。今後は新しい出会いのチャンス!」みたいに。(後悔しないコツ)
プライベートも満足する
仕事では日々、目標があり達成することで満足感を得られます。
しかし、プライベートで目標が無い人も多いのではないでしょうか?
資格取得を目指したり、ハーフマラソンに出たり。仕事人間になりすぎないことを意識しましょう。
現時点で資格取得などの長期目標がなければ、「午前中のうちに家事を終わらせる」などの1日の目標でも良いかと思います。
大きな満足感は、人に尽くすこと
仕事は誰かに感謝されるもの。スーパーで働いている人は、スーパーに買いに来てくれる人や生産元に感謝されます。お客さんから「ありがとう」と言われることは嬉しいものです。自分が生業としてやっていることが、人から感謝されるのは、本当に嬉しいことです。
プライベートもそうです。家族から何かしら感謝されることは嬉しいものです。家事などのちょっとしたことでも、「誰かのために」行動できて感謝されることは、満足感をより一層手に入れることができます。
まとめ(感想)
「満足感」を得るためには、ポジティブに物事を捉えること。人生は思い通りにいかないものです。思い通りにいかないからこそ、満足を求めます。しかし、100%の満足を得られることは数少ないことも多い。できれば、80%ぐらいで達成感があるのであれば、それで満足感を得るようにしましょう。小さな達成でも喜べる人が人生の満足感を得られるのです。
目次
第1章 思い通りにならない人生に、満足を見い出す
第2章 80パーセント幸福主義で、満足する
第3章 楽天思考で「満足感」を生み出す
第4章 どんな判断も行動も正しかったと考える
第5章 ありのままの自分に満足する
第6章 自分らしい生きがいを楽しむ
第7章 人と自分を比べない
第8章 与えること、与えられることに満足する
第9章 成長し、育てることに満足する
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